めにゅーにもどる

02/06/03 BAN!BOO!ぱいん!!より

「自慢話」

アメリカザリガニ

笑福亭鶴瓶→鶴  柳原哲也→柳  平井善之→平

 

鶴瓶「まぁまぁ、自慢話てあるわねぇ。」

柳原「えらいぎょうさんあるもんですねー。」

鶴「平井、お前はまぁほれ、あの誰かと知り合いやなぁ、色々。なんか持ってたやん。

   カードとか、色々。あの、モー娘。」

平井「あ、モー娘。ね。」

鶴「モー娘。の。」

柳「ちょっ、待てまてー。知り合いでもなんでもないやん。」

鶴「あ、知り合いちゃうのかいな。」

平「あ、こっちは知ってますよ。」

鶴「(笑)あ、カードか。」

柳「いやいや、全員や。みんな自慢話できるがな。“昨日テレビ見てんでー”言うて。」

鶴「(笑)」

柳「誰でも喋れるわ。」

鶴「ほんならこんな車乗ってんねんとか。こんな車乗りたいねんとか。」

柳「あーはいはいはい。」

鶴「いうの、やっぱあるやろ。」

平「えぇ。」

鶴「おまえはどこの何乗りたいねん。」

平「乗りたいのはですか?」

鶴「うんうん。」

平「マセラッティですね。」

鶴「マセラッティ。」

平「あのね、マセラッティってあの〜、こうね。串あるでしょ。矢。

  矢言うか・・・。あのなんか。海で刺すやつ。」

鶴「海?」

平「銛!銛。銛。」

柳「あ、銛な。」

平「こういうね、スーパーカー世代のひとはみんなわかる。

   こう、土台があってこう3本ピーン!出てるんですよ。」

柳「ほぅ。」

鶴「ほぅほぅほぅ。」

平「これはもう、フェラーリの傘下にははいってますが。」

鶴「うん。」

平「この荒れ狂うね、エキゾスートモーターの。しぶい!」

鶴「へぇ〜。」

柳「出た!これ。あれあれ。」

平「あれはね、ようおっさんが乗っとるんですよ。マセラッティって。」

鶴「うん。」

平「金持ちの。」

鶴「うんうん。」

平「実際高いんすよ。」

鶴「へぇ〜。」

平「おっさんが乗ってる車なんですけど。全然そんなんじゃない。あの車は。もうエンジンが・・。」

鶴「乗りたいわけ?」

平「え?」

鶴「一番、金持ったらそれ乗りたいわけ?」

平「もう、すぐ!なんやったら今でも無理なローン組んででも乗りたいぐらい。」

鶴「どれぐらいすんのや、金は。」

平「大体1千万ぐらいするんすよ。」

鶴「ほぅー。それぐらいすんのか。へぇ〜。」

平「ま、僕何十年ローンやな思て。」

鶴「いや、いや(笑)。おまえはどうなん?」

柳「僕ね〜、あの、ジャガーに乗りたいです。」

鶴「ジャガー。僕と一緒です。ジャガーやね。」

柳「しかもあの、フェンダーミラーのね。」

鶴「うんうん。」

柳「車体の低ーいジャガー。」

鶴「あ、そうか。」

柳「ジャガー。あの、こうね、ジャガー、こうなってますやん。あれをプーマに変えるんです。」

鶴「なんでやねん。」

柳「“サッカーもしてます!”みたいな。」

鶴「ジャガー買ったんや。」

柳「買ったけどプーマ。走っててジャガーやけどプーマ。」

鶴「ジャガーでええねん。ジャガーで。」

柳「それ僕の夢。」

鶴「ジャガーがええねや。こない、こんなんしとるやつ。」

柳「僕は、もちろん僕がジャガー乗ってるとね」

鶴「うん。」

柳「やっぱりちょっと差あるかな〜。」

鶴「だんだん似合うてくんねん。それは。」

柳「だからスポーツマン的なとこで。先だけプーマに変えよかなー。それちょっと夢ですね。」

鶴「おまえサッカーやっててんな?元々。」

柳「はいはい。その辺もちょっと出して。」

鶴「サッカーの選手とバタッと会うたことあんのか。こんな人と会うたとか。」

柳「あ、これまだねー。」

鶴「無いねや。」

柳「まだ1回もないですね。」

鶴「どれぐらい上手いのや?サッカーは。」

柳「僕は言うても、枚方選抜やったぐらい上手いですからね。」

鶴「あ。」

客「おぉーっ・・?」

柳「微妙やな。ごめんな。」

平「(笑)」

鶴「ここもあほやで。“おー?”って。」

平「選抜や。」

鶴「どっちやわからへん。枚方選抜。」

柳「あ、これ、でも1回・・。あの僕らサークルやったんですけど。」

鶴「うん。」

柳「あ、これ自慢やわ。」

鶴「なんやねん。どういうこと?」

柳「あった、あった。出てきたでー!全国大会。サークルの。」

鶴「全国大会。」

柳「そこで優勝して。僕ら。」

鶴「え!!」

柳「サッカーダイジェスト載ったことあるんすよ。」

鶴「えー!」

柳「ものすごかっこええやろ?」

鶴「えー!?」

柳「ダイジェスト載ってん。」

客「(拍手)」

柳「ちょっと待て!!まだ早い!!」

鶴「え!」

柳「ほんでフリーキック。」

鶴「うん。」

柳「フリーキック。まぁ、決勝(点)に近いフリーキックがあって。」

鶴「優勝のときの試合や。」

柳「そうそうそうそう。ほんでゆうたら、ここにボールがあるわけですよね。」

鶴「ここに。」

柳「で、こいつが蹴り手ですわ。」

鶴「え?誰がや?」

柳「こいつが。メンバーがね。」

鶴「こいつて。」

柳「で、ゴールそこですわ。」

鶴「うん。」

柳「わからんのやったら入ってくんなや!!」

鶴「(笑)」

柳「なんで(ボール)持ってんねん!(笑)まぁまぁフリーキックここおいて。」

鶴「おいておいて。」

柳「置いた置いた。」

鶴「バンッ!(蹴りっ)」

柳「蹴るなー!!」

柳「まだピ−!言うてへん!!ほんならまぁ、これが赤松で。」

鶴「赤松。オレ赤松や。」

柳「そう。赤松。」

平「(蹴りっ)」

柳「おまえ入ってくんな!!」

鶴「入るな。あほー。」

平「だって、暇や・・・」

鶴「ここおいとけ。ほってほって!」

柳「誰やねん!!なんのコントや。あとでコントはいっぱいさしたるから。」

鶴「はいはい。」

平「(ボールを置く)」

柳「何個置くねん!!」

平「(笑)」

鶴「あほか!(笑)」

柳「おまえー、おれこんなんや!蹴れるか、ボケ!ほんで赤松が蹴ると。」

鶴「赤松。」

柳「赤松が蹴るときに僕のほうからゴールあいてたんですよ。」

鶴「開いてた。それは誰や。」

柳「なおっていうんですけど。赤松なおき。“なお、なお。出して出して!”って言うて。

   なおはこっから」

鶴「(チャックをさげる)」

柳「何を出すねん!!ほんでユニフォームチャックないねん!!せめてこう・・バカーっ!!」

鶴&平「(笑)」

柳「オレひとりでやるー!!おれ・・」

鶴「入れてくれや!入れてくれや!」

柳「あー!?」

鶴「説明してくれ、頼むわ(笑)」

柳「ほんならもうぱっと出して。パッって。」

鶴「あ、パッと。」

柳「それもフリーキックですから。自分がこう、蹴るように見せかけんとだめなんすよ。」

鶴「あーなるほど。」

柳「蹴るように見せかけてぼくにポンッとこぼしてくれな。」

鶴「はいはい。」

平「あ、そうそう。」

柳「向こうは壁作ってますからね。みんな。」

鶴「壁つくってはんの?」

柳「ちがうかな。」

平「(左官のまね)」

柳「おまえノらんでええねん!!何壁つくっとんねん!ボケー!」

鶴「(笑)」

柳「3匹のコブタの一番下か!!おまえは。」

鶴「(笑)」

平「でっかいで。でっかいでー。」

柳「ちがうねん、ちがうねん!フリーキックやったらディフェンスが、

  要するに壁つくってるわけですよ。これ何人も。」

鶴「こう、たってこうやって、こうやって。」

柳「もうわかったから!」

鶴「(笑)」

柳「説明せんでええねん!客にケツを向けるな!!ほんで・・」

鶴「これで。」

柳「僕のほうからはゴールがあいてるわけです。」

鶴「ほぅ。」

柳「“なお、こぼして、おとしておとして。なおこっち、頂戴頂戴!”落としてもうたんを僕が

   バカーン!いったらそのままズドーン!!いって。」

鶴「うん。」

柳「フリーキックですよ。」

平「フリーキック。」

柳「うん。」

平「またフリーキックや。:」

柳「なんでやねん!!入ってなんでもっかいせなあかんねん。」

鶴「ほぅほぅ。」

柳「そのシーンがいうたら写真におさめられてるわけですよ。」

鶴「うんうん。」

柳「みんなに囲まれてるシーン。」

鶴「えー!?」

柳「ただ囲まれすぎて僕写ってないんすよ。」

鶴「(笑)」

柳「太ももだけが・・。“これオレが決めたのにーっ。”」

鶴「いや、すごいな〜それは。」

柳「サッカーダイジェスト。」

鶴「全国優勝やろ?」

柳「すごいですよ。」

鶴「おまえはそんな自慢はないんかい。スポーツの自慢は。」

平「スポーツはないっすけど。」

鶴「おまえのようあるやん。舌にこんなんできましたとか。どんな自慢やねん。知らんわ、そんなもん!」

平「だって他の人できたことないのができてんもん、だって。:

柳「この男はね、球技という球技一切できないですから。」

鶴「あほかーおまえわ。」

平「何であほやねんな。」

鶴「なんかあるやろ。」

平「そんなんべーさんだってでなんかできますか?」

鶴「オレは元々バスケやっとったがな。」

柳「え!?」

平「またそんなー。」

鶴「45度や。おれは。」

平「。。45度?」

柳「なんのこと?」

平「なんの角度ですん。」

柳「ここ?ここ?ここ?(額)」

鶴「45度でスッと。」

平「ここ(額)が45度です。」

鶴「どこが45度や!あほ!」

平「あ、すいません。」

鶴「ちゃうがな。」

平「なんやねん(笑)」

鶴「しょんべんシュート。これはすごいよかったんや。」

柳「しょんべんシュートて・・・(笑)。しょぼいやん。」

平「なんで足出てますん。あかんあかん、こんなもん。」

柳「反則反則。」

平「ペダリングやがな。ペダリング。」

柳「ちがうわ!トラベリングちゃうん。」

鶴「トラベリングや。」

平「(笑)」

柳「しっかり喋れよ、おまえはよぅ!」

鶴「おまえはそういう自慢は全くないんかい。」

平「雑誌に載ったことはありますよ。」

鶴「どんな?あ、これはすごいやん。」

柳「それはあれやで。芸人になってからとかあかんよ。」

平「ちゃうちゃう、。全然よ。」

鶴「子供の頃。」

平「中学校2年のとき。」

鶴「え!?」

平「進研ゼミのね、進研ゼミの文通コーナーに送ったら載ったんよ。

  ほらもう、全国から知らん女の子からいっぱい手紙が来てね。173通。」

柳「おぅ。」

鶴「なんの自慢や?」

柳「わからへん。勉強せぇ!」

平「ちょっとちょっとちょっと・・・・」



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