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めにゅーにもどる

02/10/16 放送 BAN!BOO!ぱいん!!より

初体験

鶴瓶&アメザリ

鶴←笑福亭鶴瓶  柳←柳原哲也 平←平井善之

 

柳原「はい〜」

鶴瓶「どうもどうも。」

“私は今年6月に長女を出産し、とても感動しました。ほんと、女性にしか出来ない初めての体験をしたと思います。

 初めて感動した体験って何ですか? 大阪府・平井さんカッコよすぎ!!”

鶴「まぁ、マウイマラソンで完走したときは感激しましたね。」

柳「あ!」

鶴「あの、上岡マラソンで。」

柳「初めて。」

鶴「僕はまぁ、だから10kmとかそんなん走ってたけど42,195kmはやってないからね。」

平「おぉ〜、すごい!めちゃめちゃ行きまっせ。」

鶴「え?だから・・・。え?なにめちゃめちゃ行きまっせって。」

平「42,195kmでしょ。」

鶴「そらそう。」

平「めっちゃ行くでしょ?」

鶴「いや、めっちゃ行くよ。おかしいがな。」

柳「いやいや。めっっちゃ行くってことわかってるやん。42,195kmや。」

鶴「あほやな。」

平「誰があほや。ちゃうがな。」

鶴「ちがうがな。その会話はおかしいんちゃうの?」

平「いや、めっちゃめちゃ・・。まぁまぁ。」

鶴「めっちゃ行きまっせって、俺道聞いてるわけやあらへん。」

平「わかっとる。」

鶴「おまえ、42.195km・・・」

平「やいやい言いない!ちょっとのことで。」

鶴「“タバコ屋どこでっかい?”“めっちゃ行きまっせ。”これわかるで?」

柳「そうそう。わかる。」

鶴「6時間半かそれぐらいかかったからね。」

柳「あぁ〜。」

平「でしょ?ずっとでしょ?」

鶴「うん、ずーっと走ってるよ。」

平「だって思いのほか遠いでしょ。」

鶴「いやいや、わかっとるがな。ずーっとや言うとるやないか。」

平「いや、だって42kmでっせ?」

鶴「わかっとる!わかって走っとんねん。」

平「え?わかって走ってまんの!?」

鶴「当たり前や。」

平「なんで走ろうとしまんの?」

鶴「いやいや、だからそれは上岡さんに頼まれてやな。走ってみないか言うんで行ったんやがな前から。。」

平「いや、なんのために6時間かけまんの?」

鶴「いや・・。」

平「そんなん新幹線往復でっせ。今の文明やったら・・・」

鶴「ゆっくりやから。ゆっくりほんで、足の皮もめくれつ、爪もはがれれてるから。なんのためや言われてもそれわからへん。」

柳「(笑)」

鶴「足めくれてるから、そうなってん。」

平「そんな思いまでして何で走りますのん!」

鶴「上岡さんに頼まれたんや。」

柳&平「(笑)」

平「そんなもんね、使いっ走りやないねんから。

  『おい!鶴瓶、おまえヤキソバパン買うてきてくれ』言うて42.195km走る・・」

柳「いやいや、それやったら電話で注文するね。」

鶴「言うたってくれ、こいつおかしい。」

柳「おかしい。」

鶴「こいつの質問がおかしいやん。」

柳「いや、もう・・。」

鶴「何をからんできとんねん。」

柳「要するにスポーツは全般しないんで。」

平「いや、たとえ・・・」

鶴「俺もしないけどもね。おかしいやん。」

平「例えばさっきのスターバックスやないけども。コーヒー買いに行ってね、

  お持ち帰りでテイクアウトしてずーっと20何キロ走って。

   あ、砂糖もろてくるの忘れた言うてバーッて取りに行くんやったらわかります。」

鶴「それあほや!」

平「走る理由があるっちゅう話や。」

鶴「おまえそれおかしいやん。」

柳「こいつの言いたいのは、その走るに理由があると。」

鶴「わかっとるわ!」

柳「え!?」

鶴「アホか!ボケとんちゃう!」

柳「だから!」

鶴「わかっとる!」

柳「だから!だから!なんもなしに・・・」

平「柳原!柳原!」

柳「ん?」

平「ちょっと説明したって。」

柳「そうやな。こいつが言うたん、なんもなしに、たとえ上岡さんに頼まれたとは言えね」

鶴「ほんならなんで山へ登んねんていうようなことでしょ、いわゆる。なんでエベレストで。」

柳「あぁそうそうそうそう。」

鶴「おまえなんか絶対登らへんやろ?なんで登んねんっていう話やろ。」

平「あれは、“気になるんです”。」

柳&鶴「(笑)」

柳「え!!」

平「そんなもん・・」

柳「はい!平井さん質問!!」

平「はい、何ー?柳原くんなにー?はい、なにー?」

鶴「こいつおかしい!」

柳「え?登山家のみなさんは」

平「うん。」

鶴「気になるから」

柳「(笑)てっぺんに何があるか気になるから」

平「登ってんのよ。」

柳「え!!」

平「そうとしか考えられへんがな。あんなんな、なんも無いのに登るわけない。ほんなもん」

鶴「そんなあほな奴おるかい。気になるから登ってんの?」

平「当たり前やがな!気にならんかったらあんなとこ行かへんがな!気になりますて!あんなでっかいもんあったら。

   なんやねんあれ?あっこなんや・・。ちょっとみんなで行かへん?言うて途中まで行くんすよ。」

柳「途中まで行く。うんうん。」

平「お!息苦しい!息苦しい!やばいやばいやばい!」

柳「気圧とかな。」

平「・・・ボンベいるで!」

柳「なるほど!なるほど!1個ずつ覚えていくわけや。おぅ!」

鶴「ちょっと待て。これ大体いつぐらいの時代やねん。」

柳「(笑)それはいつぐらいの・・?」

鶴「大体いつぐらいやねん。それ。だから記録にのこってない前か?」

平「まぁまぁ、シルクロードとかそんな・・・。それが分かりだしてからね。」

柳「(笑)」

鶴「あぁ、まだそのなんていうか記録に残って・・・」

平「そういうのが分かりだしてから。」

柳「シルクロード!(笑)」

平「なんやねん(笑)何があかんねん!」

鶴「すいません・・」

平「シルクロード・・」

柳「すいません、こいつがシルクロードちゅうたら完全ひらがなでしょ。“しるくろうど”みたいな。」

平「あほなこと言いない。」

柳「大丈夫?」

鶴「シルクロードの時代にやな、ほんだら一番最初に登ったのは大体どのぐらいやねん。ロープも要るやろ、あんなとこ。」

平「それもわからへんのよ。そんなん最初ロープ要る思います?」

鶴「だからロープ持って、また持っていくわけや、」

平「行って、ロープだけやったら無理やがなこれ。」

鶴「ほんならぎょうさん死んどるでー。」

平「そらそうですよ。」

柳「みんなもう。」

平「だから、や。」

柳「そら。」

平「行ったのに帰ってこーへん。あかんあかん!あかん!おちる!ここで落ちんのかー。

   やっぱりあいつも落ちてたー!みたいなね。いたたたたー!みたいなこともあります。」

柳「(笑) おもろいなおまえ〜。」

平「いや、事実や。事実。」

鶴「おまえ林家パーやないねんから。」

柳「(笑)」

鶴「なんでこんな喜ばなあかん。」

柳「そんな位置かなぁ、思て。」

鶴「あほか。」

柳「僕ね、あのね、あの〜、子供の頃ね。焼肉・・」

平&鶴「うん。」

柳「ってね、みんな焼肉屋さん食べに行きます?子供の頃って。」

鶴「いや、俺らのころはそんなんなかった。」

柳「でしょ?家でしょ。」

鶴「家でもあんまりなかった。すきやきやな。俺らのころは。」

柳「うん。」

鶴「焼肉なんてほんまないで。」

柳「イヤイヤ、それは時代のせいでしょ。」

鶴「いや、時代のせいや。焼肉、家で食べたいうのほんまないわ。」

柳「そうそう僕もだから・・」

鶴「焼肉一番最初に食べたん・・・」

柳「話をさせー!」

鶴「はやい。」

柳「はやいあらへん。コマーシャルしてたがな。ほんで、焼肉て家で食べるもんや思てたから。」

鶴「はいはい。」

柳「要するに種類とか全然知らなかったんですよ。」

鶴「え?いつまでやねん。」

柳「だから大学入ってから。20歳んとき。20才の年に初めて焼肉を外で食べた。」

柳「メニューを見たら」

鶴「うん。」

柳「えっらい名前、カタカナの名前がいっぱいあるわけや。」

鶴「せやなぁ。俺らもよう行ってるからあるで。」

柳「ほな、こいつとかは知ってるから、ユッケとか言うんすよ。・・ユッケ!?ユッケてなんや!」

鶴「最初知らん人間やったら、なんやわからへんがな。」

柳&鶴「ユッケ!?」

鶴「なんにもないとこからユッケて。」

柳「僕ユッケって聞いたときは、漢字で“温かい”みたいな感じ。ちょっとなんかスープ的なね。」

平「あぁ、湯ね!」

柳「そう!」

鶴「湯ーけ。」

柳「湯の・・。」

鶴「湯気・・」」

柳「湯気みたいなそういう。そんなん来んのかな?思たら」

柳「バーン!なんか肉、生ですわ。」

鶴「生や。」

柳「あかんあかん!焼かなー!」

鶴「それを卵でガーっやって。」

柳「そう。やって。」:

鶴「(笑)」

柳「これは大丈夫か?思て。食べてみー言われて、これがユッケかぁ。ハッ、ハッ、ハッ、ハハーっ!!」

鶴「ユッケや。」

柳「20歳ですよ。いろんな味も覚えてきました、色々。」

鶴「ユッケはないわけや。」

柳「ユッケは今まで自分のそのね、頭の辞書ん中にもなかった。」

鶴「ちょっとまて、おまえユッケはいつ食うとんねん。」

平「僕はもう幼稚園ぐらいにはもうユッケは堪能しております。」

鶴「あぁ〜。」

柳「ここ家、金持ってましてん、当時。」

鶴「こんな家やからなぁ。」

平「クルマの屋根にね、500万ぐらい束載せてそのまんまブーン走って。」

鶴「ほんまやで。」

平「お金がブワーッなって。二人夫婦でワッハッハッハ笑てました。」

柳「こんな豪快な家ある!?普通やったらもう血眼やで!ていうか500・・・、500万てここ(ふところ)やろ!?

   フーンッ、フーンッや。置いてカンカンのジュースちゃうで?そんなんようあるやん。

   ジュース飲んでボーン!置いて、ドーンってボーン!

   ブレーキしたら、前ドゥワーって!コーヒー、ワイパー!みたいなんは・・」

鶴「待て待て。」

柳「え?え?悔しくて。そっちのが。」

鶴「おまえとこと違うわなぁ。こっちはだらしない家やし。こっちはまたきっちりしてるし。」

柳「きっちりしてる。」

鶴「きっちり。」

柳「ほやからもう、そのタンとか?」

鶴「タン!」

柳「タンてなんやねんて。今は全然大好きで食べれますけど。やっぱりこう、牛とディープキスみたいな雰囲気もあるしね。」

平「(笑)」

柳「不思議と。」

平「あるかいや、そんなん(笑) タンはタンや。」

柳「あるがな、最初びっくりしたやん。そんなん。」

平「そんなもん。」

鶴「びっくりしたもんないんかい。」

平「うちね、あの、幼稚園終わってから、小学校4年生までおばあちゃんの家に行ってたんですよ。ずっと。」

鶴「あ、お母さんがまた違う男の人のとこ行かはったから。」

平「おい!おかんのこと言うな!一発やってやれ!」

鶴「わかった、わかった、わかった(笑) ほんでほんでほんで。」

平「(笑)」

柳「二人、二人おもろいなぁ。」

平「おもろいやあらへん(笑)」

鶴「ほんでどないしたん。」

平「ほんで、おばあちゃんちやから、おばあちゃんね、あの焼き鳥しよう言うたらニワトリ、

  飼うてるニワトリを絞めよるんすよ。切りますやんここちょっと。ほんで血ぃ出さなあかん。」

鶴「血出す。」

平「ほんなら鶏すんごい元気ですやん。」

鶴「そうや。」

平「首くるってぶら下げたまま」

鶴「うん。」

平「どわーっ!走っていくんすよ。『えー!』つったらおばあちゃんが弟に『孝之追っかけてー!』言うて。」

鶴「(笑)」

平「孝之まだこんなちっちゃいんです。孝之まだ4歳か5歳ぐらいの孝之が『待てー!』言うて。

   だんだん追いかけて怖なった。そのまま家帰りました。」

柳&鶴「(笑)」

鶴「えらいうちやな。」

 



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