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柳原「はい〜」 鶴瓶「どうもどうも。」 “私は今年6月に長女を出産し、とても感動しました。ほんと、女性にしか出来ない初めての体験をしたと思います。 初めて感動した体験って何ですか? 大阪府・平井さんカッコよすぎ!!” 鶴「まぁ、マウイマラソンで完走したときは感激しましたね。」 柳「あ!」 鶴「あの、上岡マラソンで。」 柳「初めて。」 鶴「僕はまぁ、だから10kmとかそんなん走ってたけど42,195kmはやってないからね。」 平「おぉ〜、すごい!めちゃめちゃ行きまっせ。」 鶴「え?だから・・・。え?なにめちゃめちゃ行きまっせって。」 平「42,195kmでしょ。」 鶴「そらそう。」 平「めっちゃ行くでしょ?」 鶴「いや、めっちゃ行くよ。おかしいがな。」 柳「いやいや。めっっちゃ行くってことわかってるやん。42,195kmや。」 鶴「あほやな。」 平「誰があほや。ちゃうがな。」 鶴「ちがうがな。その会話はおかしいんちゃうの?」 平「いや、めっちゃめちゃ・・。まぁまぁ。」 鶴「めっちゃ行きまっせって、俺道聞いてるわけやあらへん。」 平「わかっとる。」 鶴「おまえ、42.195km・・・」 平「やいやい言いない!ちょっとのことで。」 鶴「“タバコ屋どこでっかい?”“めっちゃ行きまっせ。”これわかるで?」 柳「そうそう。わかる。」 鶴「6時間半かそれぐらいかかったからね。」 柳「あぁ〜。」 平「でしょ?ずっとでしょ?」 鶴「うん、ずーっと走ってるよ。」 平「だって思いのほか遠いでしょ。」 鶴「いやいや、わかっとるがな。ずーっとや言うとるやないか。」 平「いや、だって42kmでっせ?」 鶴「わかっとる!わかって走っとんねん。」 平「え?わかって走ってまんの!?」 鶴「当たり前や。」 平「なんで走ろうとしまんの?」 鶴「いやいや、だからそれは上岡さんに頼まれてやな。走ってみないか言うんで行ったんやがな前から。。」 平「いや、なんのために6時間かけまんの?」 鶴「いや・・。」 平「そんなん新幹線往復でっせ。今の文明やったら・・・」 鶴「ゆっくりやから。ゆっくりほんで、足の皮もめくれつ、爪もはがれれてるから。なんのためや言われてもそれわからへん。」 柳「(笑)」 鶴「足めくれてるから、そうなってん。」 平「そんな思いまでして何で走りますのん!」 鶴「上岡さんに頼まれたんや。」 柳&平「(笑)」 平「そんなもんね、使いっ走りやないねんから。 『おい!鶴瓶、おまえヤキソバパン買うてきてくれ』言うて42.195km走る・・」 柳「いやいや、それやったら電話で注文するね。」 鶴「言うたってくれ、こいつおかしい。」 柳「おかしい。」 鶴「こいつの質問がおかしいやん。」 柳「いや、もう・・。」 鶴「何をからんできとんねん。」 柳「要するにスポーツは全般しないんで。」 平「いや、たとえ・・・」 鶴「俺もしないけどもね。おかしいやん。」 平「例えばさっきのスターバックスやないけども。コーヒー買いに行ってね、 お持ち帰りでテイクアウトしてずーっと20何キロ走って。 あ、砂糖もろてくるの忘れた言うてバーッて取りに行くんやったらわかります。」 鶴「それあほや!」 平「走る理由があるっちゅう話や。」 鶴「おまえそれおかしいやん。」 柳「こいつの言いたいのは、その走るに理由があると。」 鶴「わかっとるわ!」 柳「え!?」 鶴「アホか!ボケとんちゃう!」 柳「だから!」 鶴「わかっとる!」 柳「だから!だから!なんもなしに・・・」 平「柳原!柳原!」 柳「ん?」 平「ちょっと説明したって。」 柳「そうやな。こいつが言うたん、なんもなしに、たとえ上岡さんに頼まれたとは言えね」 鶴「ほんならなんで山へ登んねんていうようなことでしょ、いわゆる。なんでエベレストで。」 柳「あぁそうそうそうそう。」 鶴「おまえなんか絶対登らへんやろ?なんで登んねんっていう話やろ。」 平「あれは、“気になるんです”。」 柳&鶴「(笑)」 柳「え!!」 平「そんなもん・・」 柳「はい!平井さん質問!!」 平「はい、何ー?柳原くんなにー?はい、なにー?」 鶴「こいつおかしい!」 柳「え?登山家のみなさんは」 平「うん。」 鶴「気になるから」 柳「(笑)てっぺんに何があるか気になるから」 平「登ってんのよ。」 柳「え!!」 平「そうとしか考えられへんがな。あんなんな、なんも無いのに登るわけない。ほんなもん」 鶴「そんなあほな奴おるかい。気になるから登ってんの?」 平「当たり前やがな!気にならんかったらあんなとこ行かへんがな!気になりますて!あんなでっかいもんあったら。 なんやねんあれ?あっこなんや・・。ちょっとみんなで行かへん?言うて途中まで行くんすよ。」 柳「途中まで行く。うんうん。」 平「お!息苦しい!息苦しい!やばいやばいやばい!」 柳「気圧とかな。」 平「・・・ボンベいるで!」 柳「なるほど!なるほど!1個ずつ覚えていくわけや。おぅ!」 鶴「ちょっと待て。これ大体いつぐらいの時代やねん。」 柳「(笑)それはいつぐらいの・・?」 鶴「大体いつぐらいやねん。それ。だから記録にのこってない前か?」 平「まぁまぁ、シルクロードとかそんな・・・。それが分かりだしてからね。」 柳「(笑)」 鶴「あぁ、まだそのなんていうか記録に残って・・・」 平「そういうのが分かりだしてから。」 柳「シルクロード!(笑)」 平「なんやねん(笑)何があかんねん!」 鶴「すいません・・」 平「シルクロード・・」 柳「すいません、こいつがシルクロードちゅうたら完全ひらがなでしょ。“しるくろうど”みたいな。」 平「あほなこと言いない。」 柳「大丈夫?」 鶴「シルクロードの時代にやな、ほんだら一番最初に登ったのは大体どのぐらいやねん。ロープも要るやろ、あんなとこ。」 平「それもわからへんのよ。そんなん最初ロープ要る思います?」 鶴「だからロープ持って、また持っていくわけや、」 平「行って、ロープだけやったら無理やがなこれ。」 鶴「ほんならぎょうさん死んどるでー。」 平「そらそうですよ。」 柳「みんなもう。」 平「だから、や。」 柳「そら。」 平「行ったのに帰ってこーへん。あかんあかん!あかん!おちる!ここで落ちんのかー。 やっぱりあいつも落ちてたー!みたいなね。いたたたたー!みたいなこともあります。」 柳「(笑) おもろいなおまえ〜。」 平「いや、事実や。事実。」 鶴「おまえ林家パーやないねんから。」 柳「(笑)」 鶴「なんでこんな喜ばなあかん。」 柳「そんな位置かなぁ、思て。」 鶴「あほか。」 柳「僕ね、あのね、あの〜、子供の頃ね。焼肉・・」 平&鶴「うん。」 柳「ってね、みんな焼肉屋さん食べに行きます?子供の頃って。」 鶴「いや、俺らのころはそんなんなかった。」 柳「でしょ?家でしょ。」 鶴「家でもあんまりなかった。すきやきやな。俺らのころは。」 柳「うん。」 鶴「焼肉なんてほんまないで。」 柳「イヤイヤ、それは時代のせいでしょ。」 鶴「いや、時代のせいや。焼肉、家で食べたいうのほんまないわ。」 柳「そうそう僕もだから・・」 鶴「焼肉一番最初に食べたん・・・」 柳「話をさせー!」 鶴「はやい。」 柳「はやいあらへん。コマーシャルしてたがな。ほんで、焼肉て家で食べるもんや思てたから。」 鶴「はいはい。」 柳「要するに種類とか全然知らなかったんですよ。」 鶴「え?いつまでやねん。」 柳「だから大学入ってから。20歳んとき。20才の年に初めて焼肉を外で食べた。」 柳「メニューを見たら」 鶴「うん。」 柳「えっらい名前、カタカナの名前がいっぱいあるわけや。」 鶴「せやなぁ。俺らもよう行ってるからあるで。」 柳「ほな、こいつとかは知ってるから、ユッケとか言うんすよ。・・ユッケ!?ユッケてなんや!」 鶴「最初知らん人間やったら、なんやわからへんがな。」 柳&鶴「ユッケ!?」 鶴「なんにもないとこからユッケて。」 柳「僕ユッケって聞いたときは、漢字で“温かい”みたいな感じ。ちょっとなんかスープ的なね。」 平「あぁ、湯ね!」 柳「そう!」 鶴「湯ーけ。」 柳「湯の・・。」 鶴「湯気・・」」 柳「湯気みたいなそういう。そんなん来んのかな?思たら」 柳「バーン!なんか肉、生ですわ。」 鶴「生や。」 柳「あかんあかん!焼かなー!」 鶴「それを卵でガーっやって。」 柳「そう。やって。」: 鶴「(笑)」 柳「これは大丈夫か?思て。食べてみー言われて、これがユッケかぁ。ハッ、ハッ、ハッ、ハハーっ!!」 鶴「ユッケや。」 柳「20歳ですよ。いろんな味も覚えてきました、色々。」 鶴「ユッケはないわけや。」 柳「ユッケは今まで自分のそのね、頭の辞書ん中にもなかった。」 鶴「ちょっとまて、おまえユッケはいつ食うとんねん。」 平「僕はもう幼稚園ぐらいにはもうユッケは堪能しております。」 鶴「あぁ〜。」 柳「ここ家、金持ってましてん、当時。」 鶴「こんな家やからなぁ。」 平「クルマの屋根にね、500万ぐらい束載せてそのまんまブーン走って。」 鶴「ほんまやで。」 平「お金がブワーッなって。二人夫婦でワッハッハッハ笑てました。」 柳「こんな豪快な家ある!?普通やったらもう血眼やで!ていうか500・・・、500万てここ(ふところ)やろ!? フーンッ、フーンッや。置いてカンカンのジュースちゃうで?そんなんようあるやん。 ジュース飲んでボーン!置いて、ドーンってボーン! ブレーキしたら、前ドゥワーって!コーヒー、ワイパー!みたいなんは・・」 鶴「待て待て。」 柳「え?え?悔しくて。そっちのが。」 鶴「おまえとこと違うわなぁ。こっちはだらしない家やし。こっちはまたきっちりしてるし。」 柳「きっちりしてる。」 鶴「きっちり。」 柳「ほやからもう、そのタンとか?」 鶴「タン!」 柳「タンてなんやねんて。今は全然大好きで食べれますけど。やっぱりこう、牛とディープキスみたいな雰囲気もあるしね。」 平「(笑)」 柳「不思議と。」 平「あるかいや、そんなん(笑) タンはタンや。」 柳「あるがな、最初びっくりしたやん。そんなん。」 平「そんなもん。」 鶴「びっくりしたもんないんかい。」 平「うちね、あの、幼稚園終わってから、小学校4年生までおばあちゃんの家に行ってたんですよ。ずっと。」 鶴「あ、お母さんがまた違う男の人のとこ行かはったから。」 平「おい!おかんのこと言うな!一発やってやれ!」 鶴「わかった、わかった、わかった(笑) ほんでほんでほんで。」 平「(笑)」 柳「二人、二人おもろいなぁ。」 平「おもろいやあらへん(笑)」 鶴「ほんでどないしたん。」 平「ほんで、おばあちゃんちやから、おばあちゃんね、あの焼き鳥しよう言うたらニワトリ、 飼うてるニワトリを絞めよるんすよ。切りますやんここちょっと。ほんで血ぃ出さなあかん。」 鶴「血出す。」 平「ほんなら鶏すんごい元気ですやん。」 鶴「そうや。」 平「首くるってぶら下げたまま」 鶴「うん。」 平「どわーっ!走っていくんすよ。『えー!』つったらおばあちゃんが弟に『孝之追っかけてー!』言うて。」 鶴「(笑)」 平「孝之まだこんなちっちゃいんです。孝之まだ4歳か5歳ぐらいの孝之が『待てー!』言うて。 だんだん追いかけて怖なった。そのまま家帰りました。」 柳&鶴「(笑)」 鶴「えらいうちやな。」 |