前回準優勝。 リベンジだけに燃えたこの一年。 一回り大きく成長したワイルドコンビが今年こそ頂点を目指す。 エントリーNo.1739 ハリガネロック! |
ユウキロック「目ぇ離れてましたー。」 大上「おねがいしますー。ハリガネロックでございますー。」 ユ「ほんとまぁ、7年目の勝負ですよ。ほんとにねー。」 大「頑張っていきましょうほんとにねー。」 ユ「今日電車で来たんやけどねー。」 大「はいはい。」 ユ「迷惑な奴多いね、やっぱり。」 大「ま、言うたら大体そういうのはカップルが多いんですよ。」 ユ「カップル。」 大「そう。言うたら女の子をドア側に立たして、男がこうやって手ついて守りよねん。あれなんやねん。」 ユ「それはええがな。別にそんなん。」 大「やったことあるんちゃう?」 ユ「あるよー?」 大「かっこわるいわ、それ。」 ユ「いや、それは男気みたいなもんですよ。僕は両手ですよ。パンパン、『大丈夫?』」 大「おるわー。」 ユ「そんとき扉あいたんや。」 大「かっこ悪いわ!駅気付かんのかっこわるいそれ、おまえ。」 ユ「大丈夫か?」 大「それおまえが大丈夫か、や。」 ユ「ビンビンやここ。」 大「離したら済む話やがな。」 ユ「駅いったらおるんがねー、駅で佇ずんでるカップル。」 大「これがまたホームの隅っこのほうでねぇ。別に何も喋らへんのよ、これは。」 ユ「なーんにもせーへんねん。」 大「なんにもせーへんのやけどね。」 ユ&大「(抱き合って)・・・・・・。なんかーせぇ。言うねん。」 大「ジーッと固まったまんまや、これね。」 ユ「実家やホテル代ないなら金貸したろかと思うね。ほんまに。」 大「ほっといたらええねん、そんなもん。ね〜。」 ユ「こういうカップルって大体ブサイクなカップルなんですよ。」 大「まぁ、まぁねぇ。」 ユ「ブサイク&ブサイク。足してもブサイク。」 大「足してもブサイクよ。」 ユ「DNAは受け継がれていくねんな。」 大「どうしようもない。そんなもんね。」 ユ「ほかのカップルと何がちゃうかといいますとね。」 大「うん。」 ユ「喋ってる会話がおかしいねん。」 大「会話が。」 ユ「なんかね、甘くとろけるような会話しゃべってねん。」 大「あ、ちょっといちゃついたこと言いよんねん、これね。」 ユ「ま、男が女にね。」 大「うん。」 ユ「『今日、かわいいね〜』『今日だけ〜?エヘヘ〜?』ってなにを言うとんねん、こいつほんまに。」 大「別にええがなね、それぐらい。」 ユ「俺見てたから『今日も明日も明後日もブサイクじゃー!』」 大「ほっといたったらええねん!言うたらんでええ。」 ユ「今日可愛いわけあらへんがな、ほんなもん。おまえ!」 大「黙っといたったらええやん、そんなもんねぇ。」 ユ「大体こんなん、女のほうが言わしたりすんねんなぁ。」 大「ま、確かにねぇ。」 ユ「最近女性が強くなってきてるんですよ。」 大「そ、だからいうたらね、コンパなんかでも女の子中心ですからねー、これ。」 ユ「ゲームとかすんねんなぁ。」 大「せんだみつおゲームね。」 ユ「そうそうそう。」 大「せんだみつおゲーム!」 ユ&大「イェーイ!」 大「まずは俺から!せんだ!」 ユ「みつお!どん!ブーン。」 大「ひき逃げはええ!反省してんのに言うたりな、そんなもん。」 ユ「せんだみつお言うたらひき逃げやないかほんなもの!」 大「ナハナハでええがな、そんなん。」 ユ「知らん知らん!ほんなもん、おまえ。」 大「知らんことあらへんやん。」 ユ「ほんでね、そのあとカラオケ行くんですよ。」 大「いきますわ、これ。」 ユ「最近絶対歌われんのがね、平井堅の大きな古時計。」 大「歌いますね。」 ユ「あんなん盛り上がんのか?ジジイ死んでる話や。あんなもん、おまえ。」 大「いい歌なんですよ。あれ。」 ユ「確かにね。」 大「でもあの歌聴いたらね、僕ちょっとドキっとすることある。」 ユ「ドキっとすんの?」 大「そう。あの歌てこう。♪大きなノッポの〜 って俺のこと言うてるんちゃうかなってあせってしまう。」 ユ「あぁ、確かにね。」 大「そうそうそう。」 ユ「♪もう、動かない〜」 大「やかましわ!ポンコツの歌なっとるやないか。」 ユ「みんな歌ってたで、おまえ。」 大「なんや?」 ユ「♪大きなノッポの邦博くん〜 ロックさんの〜 奴隷〜」 大「違うわ!!嫌な歌うたうなよ!」 ユ「♪7年休まずに〜 頑張りますからぁっ!ネタ覚えますからぁっ!!見捨てんといてくださいぃ!見捨てんといてくださいぃ!」 大「言うかー!かっこ悪いわ、俺。おまえ。普段ヨダレダラダラ出してからに、 『見捨てんといてくださいぃ!ネタ覚えますからぁすいません!!』」 ユ「普段のおまえ見せんなって。」 大「誰がやねん!やるかこんなこと、おまえ。」 ユ「引ききってるやないか、おまえ。」 大「言わへんゆうねん!こんなもん。」 ユ「普段おかしいんですよ。たぶんね、こいつオカマなんです、たぶんね。」 大「人聞きの悪いこといわんといてや。」 ユ「もってるかばんがトートバッグでね。そんなかにサイフ入れてんの。おかまやでそんなもん。」 大「そんなことないがな。」 ユ「男やったらね、1200円なります。言うたらね、後ろのポケットからパパパパパッと出すもんですよ。 それをこうやって、あぁ〜、うわぁ〜、いやぁ〜っ、あぁ〜 あぁ〜!、」、 大「どこ行くねん!払てへんやないか、ちゃんと!」 ユ「え〜?」 大「なんで俺サイフ出してこんなおまじないみたいなんかけやなあかんねん。ほんなもん。払てるわ!」 ユ「おかしいがな、おまえ〜。」 大「なにがやねん!」 ユ「ラーメン食うときもそうなんですよ。あのレンゲにラーメン入れてラーメン食うねん。オカマやんけ、ほんなもん!」 大「上品ですよね、これ。」 ユ「いや、男やったらね。汁飛ぼーが、なに飛ぼーがガガガッと食べるもんですよ。 それをこうやって、あぁ〜、フーフーいやぁーん!」 大「食べてない!なんで麺持ち上げてここでおまじないかけなあかんねん。ズルズルズルズル食べますー!そんなもん!」 ユ「ズルズルズルズル・・・」 大「やってないがな!!こんなやってへん!男らしいねん!見てくれ!」 ユ「おとこらしぃねぇん・・」 大「やってない!ダブルピースとかちゃんとやってへんから!」 ユ「普段からなよっとしてるからおかしんですよ。」 大「なにがや。」 ユ「人に対して怒らないんですよ、ほんまに。」 大「いや、それはね、腹立つことがないから怒らへんだけであったらバシッ言いますよ、ちゃんと。」 ユ「いや、男やったらひとつぐらいあるやろ。なんか考えてみーや。」 大「あ、最近で言うたらな、」 ユ「最近?」 大「あの〜、こたつ。」 ユ「こたつ?!」 大「うん。こたつ・・・」 ユ「人間ちゃうの!?おまえ。」 大「うん。こたつで足入れようとしたらな、でてる赤外線のとこ足ガンッあたんねん。 痛ーっ、腹立つねんけどな。コタツやから何もいわれへん。」 ユ「コタツにキレたったらええねん。男やったらおまえー!」 大「どないすんねんな。」 ユ「布団の部分上につんでやなぁ。『恥ずかしいやろ〜、おまえー。赤外線丸見えやぞ〜。』」 大「女子高生のいじめやないか!やめさしてもらうわ。」 ユ「センキュー!」 |