めにゅーにもどる

02/12/29 放送 M-1GP 2002より スピードワゴン

井←井戸田潤  小←小沢一敬

 

敗者復活戦で見事勝ち上がってきました。

結成4年。

初参加で決勝進出。

エントリーNo.821 スピードワゴン!

 

井戸田「どうも、スピードワゴンですよろしくおねがいします!漫才大好き!

    ねぇ〜。小沢さん、いっちゃいましょうか!」

小沢「サラリーマンになりたくねぇって家飛び出して、どれだけ経ったか覚えちゃいません。」

井「小沢さん?」

小「なにかやりたくて東京出てきて。でも何やっていいかわかんなくて・・。悪いこと随分やりました。」

井「いや、漫才やりましょうよ。」

小「そんな俺を土砂降りの雨のなか殴ってくれたのが・・・こいつです。」

井「知りませんよ。」

小「そんで俺今、こいつと二人で漫才。あっ・・・ザイマンやってます。」

井「漫才でいいじゃん。」

小「そんな二人が昨日寝ないで一生懸命練習したネタです。」

井「いや、そんなかっこ悪いこと言わなくていいから。」

小「笑ってください。」

井「うわっ。」

小「スピードワゴン、漫才。」

井「やりづれぇよ!入りが堅いよ!」

小「小泉内閣の支持率が・・・」

井「話題も堅いなー!やい!なんだこれ。」

小「ロックンロールの漫才師、スピードワゴンです。」

井「そうでもねぇよ、おまえ。」

小「なに?」

井「そうでもねぇだろ、おまえ。」

小「なんだよ。」

井「実はね、今日今夜小沢さんこんなとこ呼び出したの大事な話があるんですよ。」

小「なんだよ。」

井「僕ね、子供の頃から戦隊もんのヒーローに憧れてんの。」

小「あぁ、戦隊もんのヒーロー大体あこがれるからね。」

井「男の子は大体あこがれますからね、戦隊もんのヒーロー。」

小「県大会の決勝。」

井「ま、僕らの世代でいうとゴレンジャーとかね・・・。」

小「ツーアウト満塁。この一球で全てが決まる。もう少しだけ、俺の右ひじ持っていてくれ。」

井「おい、おい。・・こっちこいよ。・・なにやってんだよ。」

小「野球コント。」

井「見りゃわかるよ!理由を聞いてんだよ。」

小「やりたいからだよ。」

井「ちょっとまてよ、おまえ。戦隊もんのフリしたろ!俺。なに俺とフリに恥じかかしてんだおまえ。」

小「なんだよ、フリがあったらそのフリのネタやらなきゃいけないの?」

井「あたりめぇだろ!」

小「誰が決めたんだよ。」

井「やすきよだよ!」

小「うん。」

井「やれよおまえ。ね、ほんとに。戦隊もんのヒーロー。」

小「まぁね。」

井「憧れてんの俺は。」

小「まぁ、そういうこと言われると思ってね。」

井「うん。」

小「今日は戦隊ヒーロー考えてきた。」

井「お!どんなヒーローですか?」

小「あのね、名前がね」

井「うん。」

小「体の一部を取り入れてみました戦隊ボディレンジャー。」

井「・・長い。体の一部を取り入れてみました戦隊ボディレンジャー。かっこ悪い。」

小「じゃ、バディレンジャー。」

井「そういうことじゃないよ。ボディをバディに変えたからってあんた・・。

  体の一部を取り入れてみました戦隊バディレンジャー!・・うん、しっくりくる。」

小「うん。」

井「どんな人いますか?」

小「ま、やっぱりリーダーはレッドだよね。」

井「あぁ、レッドはずせないですよね。何レッド?」

小「目レッド!」

井「充血してるじゃん。疲れてない?」

小「目レッドはいつも夜勤明けで戦うのだ!」

井「戦える?! 8時間ガッツリ働いた後、戦える!?あとは?」

小「ブルー。」

井「何ブルー?」

小「気持ちブルー!」

井「へこんでるじゃん!戦う前にへこんでえるじゃん!」

小「気持ちブルーは複雑な家庭に育ったのだ!」

井「しらねぇよ!そんなこと。しらねぇよ!」

小「なんと!母親が2人いるのだ!」

井「聴きたくない!小沢さーん、ヒーローの割に話重いなぁ。

  第一さ、気持ちって体の一部じゃないでしょ?体と気持ちは別でしょ。」

小「そういうとこがさ、潤さんはホステスかって言いたいの。

井「全くわからない・・。全くわからない。」

小「いや、体と気持ちは別なのか。体を許しても心はあの人のものなのかって。」

井「何の話!?何の話!?」

小「何の話と聞かれれば下世話な話と答える。」

井「ヒーローの話をしろ!体の一部を取り込みなさい!あと誰がいんの?」

小「イエロー。」

井「何イエロー。」

小「歯イエロー!」

井「汚いなぁー!磨かせろ!磨かせろ!

小「歯イエローは歯周病なのだ!」

井「歯医者行って来い!歯医者行って来い!」

小「歯周病と戦うのだ!」

井「敵と戦え!あほか!」

小「唇パープル!」

井「こごえてるじゃん!寒いの?!寒いの!?」

小「唇パープルは冬場にプールに入るのだ!」

井「だからなるんだよ!だから紫色なっちゃうの!」

小「しかし、つきに一度は入れない日もあるのだ。」

井「女の子。戦隊もんのヒーローには女の子つきもんですからねー。」

小「でも、」

井「うん。」

小「その悩みもあと2、3年すればなくなるのだ。」

井「おばさんじゃん!完全に更年期障害であがっちゃった!

  あたし認めない!小沢さん、あたしそんな色認めないよ!やだやだ!あたしそんなのやだやだ!」

小「最後にひかえてんのが」

井「うん。」

小「バディレンジャー影のリーダー。」

小「腹黒!」

井「腹、腹ぐろ!?腹黒!?腹黒いやつがいんの?!」

小「隙を見せると敵になるのだ!」

井「やめさせろ!いいかげんにしろ。」



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