昨年準優勝。しかしその決定の瞬間彼らは思った、なぜ・・・。 そう、今年彼らの思いはただひとつ。悲願達成なるか。 エントリーNo.1895 フットボールアワー! |
後藤「はい、どうも」 岩尾「どうもー。」 後「フットボールアワーです!よろしくお願いします。ということでね、頑張っていきましょう。」 岩「はい!」 後「まぁ言うてもね、僕らこういう仕事してますけども。」 岩「はい。」 後「やっぱ色んなこと挑戦していきたいなと思てね。」 岩「そうですねー。」 後「ええ。」 岩「いろんなことやっていかんと。」 岩「僕なんかCMタレントのイメージが強いから。」 後「出たことないやないか。」 岩「あのー、どんどん次のステップにいかんとね。」 後「いや、おまえ絶対出られへんよ、CMなんか。」 岩「うん。ほな、おまえは何したいの?」 後「あ、俺は芸能人らしくね」 岩「はい。」 岩「あ、結婚記者会見いうのやってみたい思てね。」 後「そうそうそう。」 岩「レポーターがバーッと来てね。」 後「ぎょうさんおるわけですよ。」 岩「おめでとうございます、後藤さん!」 後「あ、どうもありがとうございますー。」 岩「あっ!今その指に光ってるのは」 後「あ、これですか?」 岩「ニベアですか?」 後「ちがうわ!」 岩「ね。」 後「なんでニベアを塗りたくんねん。」 岩「結婚ニベア。」 後「いやいや、“指輪”。なんでニベアを塗んねん。」 岩「後藤さんのほうから」 後「はいはい。」 岩「ひとこと挨拶を。」 後「あ、そうですか。・・私、後藤輝元、このたび結婚することになりました。」 岩「カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「カメラのフラッシュがすごい。」 岩「カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「ええ、お相手はですね、一般の方なんですけどもね。」 岩「カシャッ!ンー。カシャッ!ンー。」 後「ええ。ま、これから幸せな家庭を築いて」 岩「カシャッ!ンー。カシャッ!ンー。」 後「ポラロイドで撮るなよ!」 岩「(パタパタパタ)」 後「いや、パタパタパタパタせんでええねん!ちょと、待て!実は意味ないねん、これ。こうせえ、こう!」 岩「質問のほうよろしいですか?」 後「いいですよ!?」 岩「え、まずはですね。」 後「はいはい。」 岩「奥さんとはどこでお知り合いになったんですか?」 後「あ、これはですね、友人の紹介で知り合いました。」 岩「あ、ご友人の紹介で。」 後「はいはいはい。」 岩「奥さんを中国人に例えると?」 後「芸能人に例えるとでしょ!?中国人に例えてどないすんねん。リーさん!言うてわかんのか?」 岩「リャンさんよりはリーさんタイプだ。」 後「誰やねん!リャンさんが誰かわかれへんわ。」 岩「じゃあ芸能人に例えてみればいいじゃないですか。」 後「なんでそんな言い方や。」 岩「例えれるものなら。」 後「なんやねんな。」 岩「芸能人で。」 後「そら例えれるわい!」 岩「いけますか?」 後「ああ、まぁ強いて言うなら。強いて言うなら・・藤原紀香みたいな。」 岩「・・・カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「いやいや、ちょっ、ちょっ・・・(照)」 岩「カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「いや、強いて言うならですよ?」 岩「ブウォッフッ!」 後「そこまで似てません、」 岩「ブウォッフッ!」 後「そこまで似てません。」 岩「ブウォッフッ!」 後「カメラ古いねん、おまえはー!」 岩「(布をあげる)」 後「ペロッとめくるな!」 岩「(咳)」 後「煙とかええねん!何を・・・。誰が明治時代のカメラで写真撮れ言うた。」 岩「すいません。」 後「・・・すいませんやないやろがい。」 岩「普段お二人仲はいいと思うんですけど」 後「当然仲はいいですよ。」 岩「奥さんのこと普段はなんと呼んでいらっしゃるんですか?」 後「ああ、あの嫁はんの名前がね」 岩「はい。。」 後「ユリって言うんで。ゆーたん♪って(照)」 岩「ああ、奥さんがユリだからゆーたん。」 後「えぇ、えぇ。」 岩「じゃあ奥さんがジュリだったらじゅうたんなわけですね。」 後「なんやねんそれ!そういう言い方すなよ!」 岩「ぎゅりやったら牛タンやったわけですね。」 後「どんなんやねん、おまえ。」 岩「良かったですね。ギュリじゃなくて。ねぇ?」 後「ちょっと待てぇ、どこの世界にギュリ言う名前のやつおんねん、オイ。」 岩「牛タンになりますから。」 後「違いますよ。」 岩「お相手のハラミちゃんにはなんとプロポーズ・・・」 後「違う言うてんねん!ユリや言うてるやろ!」 岩「あ、ユリ。」 後「牛タンから派生してハラミちゃんなっとるやないか、おまえ!」 岩「ユリですね。」 後「ユリですよ。」 岩「ユリっていうのは牛のどの部分ですか?」 後「違う言うてんねん!おまえ牛好きやな、おまえ!何の話してんねん。」 岩「あ、プロポーズの言葉を忘れてました。」 後「いや、プロポーズなんかいいですよ。いいですいいです。」 岩「お願いします!」 後「いやいや・・」 岩「カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「どんだけ撮んのー!?」 岩「椅子の高さを調節して」 後「いやいや、もう恥ずかしいからよう言いません(照)」 岩「位置を合わして・・・」 後「なんで証明写真やねん!証明写真撮ったってしゃーないやろがい!」 岩「シャッ。」 後「カーテンを閉めるな!なんで俺ちっちゃい小部屋おらなあかんねん。」 岩「・・・・・ドン!あ、できました。」 後「いや、写真でてきたんかい!」 岩「はい、どうぞー。」 後「何をして・・・。自分で切るタイプのこんな細い写真いらんねん。ちゃんとせぇよ、おまえ。時間がないのよ。」 岩「もう時間が無いんですか!?」 後「当たり前や。忙しい。」 岩「時間が無いなら、てみじ・・手短に質問します。」 岩「婚姻届は何カラットぐらい出産予定ですか?」 岩「時間が無いので手短にしました。」 後「何カラットぐらい出産予定ってどういうことやねん。」 岩「怒ってるんですか?」 後「怒るわ、そら。」 岩「怒ってると捉えてよろしいんですか?」 後「よろしいですよー!!捉えてくださいー!」 岩「じゃあ結婚とかけてなんと解きますか?」 後「いや、ちょっと待て。なんでこんなとこで謎かけせなあかんねん。」 岩「芸人さんなら面白い謎かけができると思います。お願いしまーす。」 後「あらやだ、カチンときたよ?ほな芸人やいうとこ見したろ!謎かけ、わかった!」 岩「お願いします。」 後「結婚とかけましてー。」 岩「カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「鍋焼きうどんと解きますー。」 岩「カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「その心はー。」 岩「カシャー!カシャー!カシャー!カシャー!」 後「アツアツです。」 岩「・・・・」 後「撮れや、写真!なにボサッとしとんねん。」 岩「 ┐(´ー`)┌ 」 後「おまえ。ちょっと待て、おまえ」 岩「それでも芸人さんですかー?」 後「結構うまいこと言えとったやろがい!おまええらそうに言うておまえ言えんのかい。」 岩「結婚とかけましてー。」 後「おぉ、なかなか根性ある。ほんなら聞かしてもらお!結婚とかけましてー!」 岩「緑色の靴と解きます。」 後「・・緑色の靴と解きます。その心はー。」 岩「二つで、ひとつです。」 後「・・緑色いらんやないかい!なに意味深に緑色入れとんねん。靴と解きますでええねん!」 岩「ちょっと聞いていいですか!?」 後「もうええ!帰る!」 岩「最後にひとつだけお願いします。」 後「なんですかー!?」 岩「離婚届はいつ出すんですか?」 後「いや、気ぃ悪いな。もうええわ。」 |