めにゅーにもどる

03/12/28 放送 M-1GP 2003より アンタッチャブル

山←山崎弘也  柴←柴田英嗣

 

59組の敗者の思いを胸に決勝の舞台に挑みます。

ここまで来たら狙うのは史上初敗者復活戦からの優勝、ただひとつ。

エントリーNo.609 アンタッチャブル!

 

山崎「どうもー!」

柴田「いやー、ありがとうございます。」

山「ありがとうございます。」

柴「ね、会場のほうもね、コールしていただいて。」

山「ね〜。ありがたいっすね。」

柴「アンタッチャブルっていう名前がね、長いせいでちょっとみんな呼びにくそうでしたけどもね。」

山「えぇ〜。」

柴「コールのほうがちょっとねー。」

山「そうですよね〜。」

柴「ありがたいね、決勝のね」

山「そうですよね。」

柴「こんな素敵なテレビに出していただいて、ありがたいね。」 山「ほんとだったらね、見てる立場なじゃないですか。」

柴「いや、ほんとそうよ。」

山「ね〜。」

柴「それは否定できませんわ。」

山「これはありがたい。」

柴「ありがたいですね。」

山「ね、でも今ね、皆さんもおっしゃってましたけれども。」

柴「うん。」

山「やっぱファーストフードの店員っていいよねー。」

柴「言ってねえよ。誰も。」

山「うーん。」

柴「口にしてねぇ。俺だけだろ喋ってたの今。」

山「やっぱり僕憧れがあるんですよ。」

柴「なんでそんなもん憧れてんの。」

山「うん。だからいつかね。」

柴「うん。」

山「やっぱ一生に一度?」

柴「うん。」

山「だから溺死する前に一度は。」

柴「ちょ、ちょ、ちょ、おまえ自分の死に方溺死で良いんだ。」

山「そりゃそうでしょ、だってモテたいもんだって。」

柴「モテねーよ。死んだらモテねーんだよ、もう。」

山「ね、そんぐらい憧れがあるし。」

柴「うん。」

山「得意なんですよ。」

柴「嘘つけ、おまえ社交のひとつもできねぇくせにさ。」

山「いや、ほんとに。それは絶対出来ます!」

柴「おまえ、人付き合いだってできねぇだろ。」

山「出来るよ!それはもうそっちのセリフだよ。」

柴「俺が言ったんだよ、今。俺のセリフをよ、まんまと。」

山「できるって、だから。」

柴「上等だ!じゃあちょっとやってみろよ。」

山「ああいいよ、いいよ、いいよ。」

柴「はいはいはい。ウィーン。」

山「ああこっちだってウィーン。」

柴「意味がわからない。なんなんだこの狭い店内は一体。」

山「そんなのウィーンで来られちゃたらこっちだってウィーンだよ。」

柴「ウィーンで来たら店員は『いらっしゃいませ』と来んでしょうがよー。」

山「はいはいはい。」

柴「はいはい、ウィーン!」

山「いらっしゃいませー。」

柴「はい、いらっしゃいましたよ。」

山「その節はー。」

柴「どの節だよ!初めて来たんだよ、俺この店は。」

山「ありがとうございますー。」

柴「あ、じゃあ注文いいかしら?」

山「はい。お先にどーぞー。」

柴「いや、お先にって、頼まないで、なんだったら。え〜、じゃあチーズバーガーと」

山「チーズバーガー。」

柴「あとウーロン茶。」

山「ウーロン茶。」

柴「ええ。」

山「ウーロン茶の方なんですけども、サイズがS・M・でっけぇとございますけども。」

柴「でっけぇってなんだろうか。S・MときたらLで良いじゃん、素直にさ。」

山「どのサイズにいたしましょうかねぇ?」

柴「じゃ、でっけぇ。なぜならばおもしろそうだから!」

山「かしこまりましたー。」

柴「はいはい。」

山「以上でよろしいでしょうか?」

柴「はい、以上で。」

山「ご一緒に、踊りませんか?」

柴「踊らねえよ!何を目ぇ輝かせてんだ、お前は。」

山「今ですね、期間でマンボのほうやってますけども。」

柴「いいよ!お腹減らして来てんの!痩せちゃうね、俺ここで。」

山「左様でございますか。」

柴「ああ。」

山「ではですね、ご注文のほう多少繰り返します。」

柴「え?」

山「え〜。チーズバー。」

柴「いや、困るって“チーズバー”じゃ。お前チーズの棒出す気だろ、おい。」

山「えー、チーズバーガーとウーロン茶のでっけぇお願いしまーす!いやいや、チーズバーガー、チーズバーガー。」

柴「あ?」

山「いや、だからBE TOGETHERじゃなくて・・・・。」

柴「出してみろよ!この店のBE TOGETHER出してみろよ!」

山「うんうん。」

柴「なぁ!あるなら。」

山「よろしくお願いします。」

柴「なに踊り狂ってんだ、おまえは本当に。」

山「あのすいません、お客様大変おかんむりのところ大変言いにくいんですけれどもー。」

柴「お前のせいだよ。」

山「こっちの方いいですかねぇ?」

柴「お会計でいいだろうが!お前がちょっとやりにくくしてるだけだろ、自分で!」

山「すいません。」

柴「追い込んでんじゃねぇよ!いくらですかねぇ!」

山「あ、ちなみにですけれども」

柴「あぁ!?」

山「お客様当店の割り増しチケットとか持ってます?」

柴「ねぇよ!そんなもん!あっても使わねぇよ!一生。」

山「じゃ300と80円頂きますー。」

柴「なんだよ、300と80円ってよー。」

山「はい、ありがとうございます。」

柴「いっしょくたにしろよ。」

山「はい。」

柴「はい、一万円。」

山「一万円!」

柴「おぅ。」

山「ありがとうございます!」

柴「いや、全部じゃねぇよ!おつりは返せよ!おまえなにちょいちょい儲け話持ってきてんだ、俺に!」

山「すみません。」

柴「おつりは返してね!」

山「あ、かしこまりました。」

柴「はいはい!」

山「おつり9620円のお返しですね。」

柴「そうよ、そうよ。」

山「すいません、大きいほう5000円。」

柴「え?」

山「え、小さいほう4620円のお返しになります。」

柴「大きいだろうがよ!4000円って通常大きいだろ、俺の記憶じゃさ!」

山「ちょっとすいません、プルプル言ってますんで。」

柴「(笑)なんでプルプル言ってんだよ!」

山「桜海老のほう入ってますんで。」

柴「意味わかんねぇ!なにおつりにおまえ、桜海老いれてんだ、おまえ!」

山「これサービスです、はい。」

柴「サービスじゃねぇ!生臭ぇじゃねぇかよちょっと、おまえ。リリースだよ釣る側にこんなもの。」

山「ああそうっすか。」

柴「ああ!」

山「時間のほう多少かかりますんで」

柴「はい。」

山「こちらの6番の番号ジャケット・・・」

柴「札でいいだろうよ!何で店内まで来て、俺着込まなきゃいけねぇんだ、オイ!」

山「すいません。(ほこりを払う)」

柴「ほこりかぶりすぎだろ、そんでおまえ。、」

山「すいません。」

柴「すいませんじゃねぇ、すまねぇなら着させんな、こんなもんおまえ!」

山「あ、いいっすねー。」

柴「・・・目ぇつぶってるじゃねぇか!フレームにそんで、収まってねぇよおまえ!」

山「ありがとうございますー。」

柴「やる気あるかしら、ねぇ?!」

山「出来ましたらたぶんお呼びしますんでー。」

柴「絶対呼んでね!怒って待ってっからぁー!」

山「話半分でお待ちくださいー。」

柴「意味がわかんねえよ。・・・ったく。何見てんだよ!これ着てねぇと出てこねぇんだよ、チーズバーガーは!!

  生臭ぇの“海老”だよ!海老ー!!ばかたれが、この野郎!ほんとに・・」

山「えー、桜海老のお客さまー。」

柴「ジャケットで呼べ!ジャケット着こなしてんだ、こちとら。」

山「え、お待たせいたしましたー。」

柴「ええ待ちましたよ!3年寝太郎もびっくりするぐらいねー!」

山「ウーッ、ウー!」

柴「あ?」

山「♪パッパパパッパパパッ」

柴「マンボ頼んでねぇよ!いいかげんにしろ!どうもありがとうございましたー!」

山「ありがとうございましたー!」



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