馬場園「はい、どうもよろしくおねがいしまーす。」

隅「可愛いこちゃんが来ったよー！来たよー、みなさーん！きましたよー。」

馬「ねぇ。自分でかわいこちゃんが来たよ、言うたんですよ、今。」

隅「え？」

馬「せーの！幸あれ！」

隅「親指隠すな！縁起悪ないわ、なんも。」

馬「でもね、うちとこの隅田さんね、ものすごいスタイルがええでしょ？」

隅「ちょっとやめてよ。」

馬「ね。これだけは私毎日羨ましいな思てる。」

隅「いやいや、そんなことないよ。」

馬「そらそや。羨ましいでしょ？だって。」

隅「えぇ？」

馬「えー？出るとこ出てね。」

隅「いやいや。」

馬「へこむとこへこんで。」

隅「そんなことないよー。」

馬「ね、よう見てくださいこれ。ボン（頬骨）、キュッ（頬）、ボン（顎）やもんね！」

隅「どこの３サイズ言うてんねん。」

馬「ほら、巨乳やもんねー。」

隅「頬骨や！これ。」

馬「うん。ちっちゃいブラとちっちゃいパンツつけたらええと思う。」

隅「変態やないか、そんなもん。何を考えてんねんな。」

馬「でもね私こんなん言うてるけどね、人のこと言えないです、わたしもね。」

隅「そりゃそうやひどいよ、これわ。」

馬「そりゃそうや、私もひどいよ！私名前が変なんです。」

隅「もっと変なとこあるやろ！」

馬「名前がおかしいのわたし。」

隅「よう見ぃや、あんた！」

馬「ええ。私馬場園梓言うんですよ。」

隅「これほんまの名前なんです。」

馬「えぇ？名前の８割濁点ついてる人聞いたことありますか？」

隅「まぁ、居てへんのちゃう？」

馬「見たことない。」

隅「こん中でも。」

馬「見たことない。えぇ？馬場園梓よ？」

隅「ひどい。」

馬「ガババポリフェノール！みたいなね。」

隅「雰囲気な。雰囲気似てるけどね。」

馬「すごい名前やけどね。まぁ、口ずさんで見てください。よかったら。」

隅「なんで言わなあかんの、そんなん！言わんよ。」

馬「ただ私ね、この名前のおかげでね」

隅「なに。」

馬「ほとんど噛むことない。普段生活してて。」

隅「ほんまかいな。」

馬「一切噛まへんね。」

隅「えぇ？」

馬「普段からこう名前で練習してるからと思うわ。」

隅「あ、そう。」

馬「うん。」

馬「ほんなら私、どんだけ凄いか言うのをね」

隅「うん。」

馬「今から早口言葉言うていったるから。」

隅「あ、そう。言うてくれんの？」

馬「ついて来れんねやったらついて来たらええわ。」

隅「言うたるよ！言えるよ！言えるよ！」

馬「おぅ！決闘だ！」

隅「なんやねんこいつ。」

馬「赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ。」

隅「赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ。」

馬「赤稲妻、青稲妻、琴稲妻。」

隅「赤稲妻、青稲妻、琴稲妻。最後相撲取りになったやん！」

馬「琴稲妻、琴錦、琴の若。」

隅「全部相撲取りなったやん！」

馬「琴稲妻、琴錦、琴の若。いや、琴別府！」

隅「どっちでもええわ。」

馬「琴稲妻、琴錦、琴別府！」

隅「琴稲妻、琴錦、琴別府。」

馬「でも私はやっぱり栃東。」

隅「知らんがな！」

馬「昔は寺尾が好きでした。」

隅「いや・・古い古い！寺尾て。」

馬「はい！昔は寺尾が好きでした。」

隅「言わんわ！」

馬「言わんわ、か。わんわん、ヨークシャテリアか！」

隅「違うわ！なにを言うてんねん。」

馬「庭には二羽にわとりがいる。」

隅「そんなんや。庭には二羽にわとりがいる。」

馬「はい、庭には二羽にやにやしたにわとりがいる。」

隅「めっちゃおったやんか。」

馬「にやにやしたにわとりがいる。」

隅「はぁ！？」

馬「え？」

隅「庭にはにやにやしたにわとりがいる。」

馬「庭には二百二十二羽にわとりがいる。」

隅「めっちゃおるやん！」

馬「繁殖した。」

隅「やらしいわ！」

馬「ギラギラした目でチラチラ見てくるからイライラする！」

隅「それなんやねん！しつこいわ！」

馬「竹垣に竹立てかけたら気が気でない。」

隅「そらそうやろ！」

馬「危なぁてしゃーない。」

隅「わかってるよ！」

馬「それだけはやめてください。」

隅「なんの注意やねん！」

馬「坊主が屏風に上手に大胆な女性の絵を描いた。」

隅「変な絵描くな。」

馬「エロ坊主が屏風に・・・」

隅「最初エロ坊主言うてへんかったやろ？」

馬「６時半か７時半に起きる嫁はん。」

隅「どっちでもええよ！」

馬「６時半か７時半に起きる嫁はんはふりかけかけて家計助ける。」

隅「なんのことやねん。」

馬「８時半か９時には寝るおっさん。」

隅「知らんがな、おっさん寝んのはやいけど。」

馬「夜中におしっこで目覚めるおっさん。」

隅「しとけって。」

馬「パジャマが生温かいおっさん。」

隅「もらしとるがな！」

馬「はい！庭には二羽にやにやしたおっさんがいる。」

隅「いやいやいや・・・なんで表出て笑ろてんねん。」

馬「自然乾燥。」

隅「パンツはきかえろ！」

馬「このターバン誰のターバン？このターバン、ピーターパンのターバン。」

隅「・・・えっ？」

馬「このターバン誰のターバン？

　　このターバン、ピーターパンのターバン。いや、ピーター・アーツのターバン。」

隅「増えたやん。ってもうわからん！」

馬「はぁ・・・。ピーターバン。」

隅「まとめんな！」

馬「ピーター"バン"。」

隅「バン！ってなに？」

馬「ピーターさん？」

隅「だれがピーターさんや。」

馬「ピーターさん。」

隅「たまに似てる言われるけど。ちがうちがうちがう・・・」

馬「顔面テーマパーク。」

隅「はぁ！？」

馬「頬骨ウォータースライダー。」

隅「なんの乗りもんよ。」

馬「鼻急流すべり。」

隅「ちょちょちょっとまって・・・」

馬「顔ＵＳＪ」

隅「こらー。」

馬「フェイス・トゥ・ザ・フューチャー。」

隅「うるさいよー。」

馬「ジュラシックフェイス。」

隅「どついたろか！いや、もう早口ことば関係ないやん、後半！」

馬「ブスガス爆発！」

隅「バスや！しつこいねん！ちゃんとした早口言葉言うて？」

馬「わかった。だいぶレベル下げたるわ。」

隅「なんやねん。」

馬「その代わりこれ言われへんかったらブスな。」

隅「どんなルールや！」

馬「すももも桃も桃のうち。」

隅「そんなん簡単や。言うたるで？すももも桃の桃のうち。」

隅＆場「いぇーい。」

馬「隣のブスはよくはにかむブスだ。」