『奇蹟の顔面』 人類至上稀にみるインパクトある顔面が笑いの奇蹟を生み出す。 結成からわずか2年。 コントラストの際立ったキャラクターとシャープなネタで 笑いの次世代を切り開く。 エントリーNo.1181 フットボールアワー! |
後藤「はいどうもー」 岩尾「お願いします。」 後「フットボールアワーです。よろしくお願いします。いうことでね。」 岩「はい。」 後「もうね、ほんとすいません。みなさんね。こんなブサイク連れてきて。えぇ。」 岩「今日たまたまやん。」 後「いっつもやん!」 岩「たまたま今日こんなんなっとるだけやん。」 後「何を言うとんねん。」 岩「ほんまやで?」 後「お客さん笑てるいうことはそう思てるいうことやねん。」 岩「そう?」 後「いや、ほんまブサイクやで、おまえ。」 岩「なにがそんなあかん?」 後「いや、そのヒゲやめてー。」 岩「え?」 後「その青〜いの。」 岩「青〜いのはええやんか。」 後「あかんよ。」 岩「だって、青い空。」 後「うん。」 岩「青い海。」 後「うん。」 岩「そして青いひげやで?」 後「あかんよ!」 岩「恋人達が戯れる。」 後「戯れるかー!」 岩「別名“渚”って呼んでる。」後「やかましいわ。」 岩「おしゃれでしょ。」 後「何をええように言うとんねん。」 岩「うん。」 後「いや、あかん。」 岩「うん。」 後「ほんでおまえは喋んのもおっそいのよ。」 岩「んなことないよ、全然。」 後「遅い遅い、おまえは。」 岩「オレな、早口ことばな」 後「いや、それ言うのも遅いのや。」 岩「早いで。」 後「ほなちょっと早口ことば言うてみー。」 岩「え〜、生麦〜、生米〜、生卵!」 後「遅いー!!!」 岩「はやいよ。」 後「なんやねんそれ。」 岩「これおれ1才の時から言うててん。」 後「早いけどやな。」 岩「早いやろ?」 後「いや、早いの意味がちがうねん。」 岩「なに?」 後「早口ことばいうのは言いにくい言葉をスラスラ言う、ゆうことや。」 岩「あ、言いにくいこと?」 後「そうそう。」 岩「おまえは本当は父さんの子じゃないんだ、おまえは本当は父さんの子じゃないんだ。」 後「言いにくいけどー!言いにくいの意味が違うやろが、おまえ!」 岩「いや、言いにくいっていうからや。」 後「父さんの子じゃないんだってなんやねん。」 岩「うん。」 後「ほんなら赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ。言うてみー。」 岩「赤Tシャツと短パン青Tシャツと短パン黄Tシャツと短パン!」 後「パジャマやー言うてんねん!」 岩「俺パジャマ着て寝ーへんもん。」 後「知らんがな!おまえの寝る時のカッコは。ほんなら隣の客はよく柿食う客だ。」 岩「隣の客はよく昔俺が抱いた女だ。」 後「なんの話や!」 岩「だからちょっと気まずい・・」 後「気まずいけど!隣来とったら。」 岩「あまり顔合わしたくない・・」 後「ちょー、待てよ。何わけわからんことばっか言うとんねん。」 岩「なんでよー。」 後「あかんよそんなもん。」 岩「俺ちっちゃい時この早口ことばずっと言うててんで。」 後「いやいや、そんな早口ことば言うてたんか、おまえ。」 岩「うん。」 後「どんな子供やねんそれ。」 岩「いや、俺はね」 後「あぁ。」 岩「子供の時からもう、大人っぽい子供やったね。」 後「はぁ!?」 岩「うん。大人っぽい幼稚園に行ってたからね。」 後「いやいや、大人っぽい幼稚園てどんなんやねん。」 岩「あのね、幼稚園カバンもセカンドバック。」 後「嫌やなー、おい!」 岩「中、保険証入ってんの。」 後「おっさんやないかい。」 岩「それで毎日幼稚園。」 後「なんで保険証持って歩く必要あんねん。」 岩「うん。」 後「あほか。」 岩「んでな、幼稚園の学年分け。」 後「おぅ。」 岩「名前ついてなんかあったやろ?」 後「あ、あったね。」 岩「おまえとこどんなんやった?」 後「うちはね、年少・年中・年長、おっきなんのを花に例えて」 岩「あぁ。」 後「タンポポ・チューリップ・ヒマワリとこう」 岩「うちは、短パン・バミューダ・長ズボン。」 後「なんやねんそれ!!」 岩「あぁ、あぁ、あぁ。」 後「長ズボンてなんやねん。」 岩「ハマチ・ブリ・カンパチとか。」 後「こらぁ!なんで出世魚でいうねん、おまえ!」 岩「カンパチ組さんの時の先生好きやったね。」 後「知らんがな。」 岩「懐かしい。」 後「なにを言うとんねん。」 岩「うん。」 後「なんぼ大人っぽいいうたってみんな子供やねんから楽しい歌でも歌ったりしたやろ?」 岩「あぁ、それも大人っぽいのよ。」 後「ほんまかい。」 岩「♪大きな栗の〜木の下で〜」 後「いや、歌い方大人っぽいなー。」 岩「♪おまえの涙〜」 後「いや、歌詞おかしい!」 岩「♪グラス〜に〜注ぎましょ〜」 後「何言うとんねん。」 岩「♪大きな背中に〜頬寄せて〜」 後「ええねん、もう!」 岩「♪変わらず〜私を愛してて〜」 後「気持ち悪いわ、あほ!」 岩「庭では大きな犬を買お〜♪」 後「もうええわ!ちょー、待てぇ!!」 岩「ありがとうございました!」 後「ありがとうございましたやあれへんがな。」 岩「(o^∇^o)ノ」 後「なに終わろうとしとんねん!そんな歌ちっちゃい子が歌わへんやろが!」 岩「恋の歌をずっと歌ってたよ?」 後「いや、恋の歌って、ねぇ。」 岩「うん。」 後「おまえそんなん女の子に縁がないんやから偉そうに言うな。」 岩「そんなことないよー。」 後「なにがやねん。」 岩「学生時代なんかモテモテやで。」 後「嘘つけ、おまえ。」 岩「モテモテ。」 後「学生時代おまえみたいなタイプはモテへん。ちょっと悪い奴、ヤンキーとかモテんのや。」 岩「あー、暴走族とかね。」 後「そうそうそうそう。」 岩「あんなん、でも、なんでモテるかよう分からんね。」 後「確かにね。」 岩「うん。」 後「暴走族ってあいつらうるさいやろ?なんか夜中バイク乗ってね。パラリラパラリラー♪」 岩「夜中にゴメンネ〜♪」 後「ちがーう!!!」 岩「ほんとは淋しい〜♪」 後「なんでやねん、おまえ!」 岩「心の叫び。」 後「そんなメッセージこもってないねん。」 岩「いや、だからあんなんより絶対俺のほうがモテるはずやねんて。」 後「いやいや、どんだけモテるっていいたいの、おまえ。」 岩「え?」 後「ほんならどういう女の子がタイプやねん、おまえ。」 岩「やっぱねー、あの、デパートで働くようなね」 後「え?」 岩「キレイな子がいいな。」 後「あ、キレイな女性。デパートの。」 岩「そうそう。エレベーターガールなんかいいよ。」 後「あ、確かにキレイね。ああいう人ね。」 岩「僕あの、エレベーターガール。マンションのエレベーターにも付けて欲しいなぁと思てね。」 後「いやいや、マンションのエレベーターに付けてどうなんねん。」 岩「上へまいります。」 後「おぅ。」 岩「母子家庭が2軒あるフロアは2階でございます。」 後「言うなー!そういうことをおまえ。」 岩「カギっ子だらけでございます、っていう。」 後「こらー!なんでそんなこと言うねん。上へ参りますだけでええねん。」 岩「4階でございます。」 後「おぅ。」 岩「401号の田中さんのおじいちゃん」 後「うん。」 岩「先ほどお亡くなりになりました。」 後「いや、聞きたないわ、あほ。」 岩「上↑へ参ります。」 後「怖いねん!なんやねん、それ。」 岩「ちがうって!」 後「え?」 岩「あの子はただの幼なじみで、なんでもないって!」 後「どういうことやねん。」 岩「誤解でございます。」 後「意味ちゃうやろ!!5階の意味が違うねん!!」 岩「え?」 後「なにワケわからんこと。」 岩「そんなんええやんか。」 後「いや、違うがな。そんなエレベーターガール嫌でしょ。」 岩「嫌?」 後「俺がデパートでええなと思うのはね」 岩「うん。」 後「あの、館内アナウンスね。」 岩「館内アナウンス?」 後「女性のキレイな声でファーッと言う。」 岩「“京都からお越しの〜”」 後「気持ち悪い!!」 岩「てっちりをお持ちの〜」 後「なんや、どんな客やねん!なんでてっちり持ってうろうろしてんねん。おかしいやろ! もっとええ感じや。ピンポンパンポーン♪」 岩「赤のトレーナーに」 後「うん。」 岩「緑のスカートをはいて」 後「そうそう。」 岩「黄色のマフラーを巻いて水色の靴下をはいた女の子のお母さん」 後「え?」 岩「もう少しコーディネートを考えてあげてください。」 後「言うたるな、おまえ。」 岩「ピンポンパンポーン♪」 後「なんで放送でそんなこと言うねん。」 岩「ベージュのスーツに」 岩「うん。」 岩「白のシャツを着て」 後「おぅ。」 岩「赤のネクタイをお召しのお客様」 後「いや、俺やないか。」 岩「今日デパートに同じカッコの人が5人います。」 後「恥ずかしいわー!」 岩「ピンポンパンポーン♪」 後「服かぶんの1番恥ずいねん。言うな。」 岩「わたくし」 後「おぅ。」 岩「日増しに強くなっております。」 後「どういうことやねん。」 岩「結婚願望〜♪」 後「知らんわ!あほ、変わってきとるやないか。」 岩「まさか!!」 後「なんやの。」 岩「実の父親とー!?」 後「どういうことやねん。」 岩「近親相姦〜♪」 後「こらぁー!なにを言うとんねん!」 岩「☆∞∀□×∋γ○ε△♀⇔」 後「いやいや・・・」 岩「×∋γε」 後「いやいやいや・・」 岩「△☆∞∀□○@*」 後「いや、ちょっと・・・・」 岩「△☆∞∀□○@*#$%&’’〜=」 後「なにを言うてんの?」 岩「ちんぷんかんぷ〜ん♪」 後「わけわからんわ!!もうええわ!!」 |