めにゅーにもどる

01/12/24 放送 M-1GP 2001より キングコング

西←西野亮廣   梶←梶原雄太

 

『驚異のルーキー』

決勝に残った10組の中では最年少コンビ。

ほとばしるパワーで笑いの嵐を巻き起こす。

結成わずか2年。

漫才界のスーパーホープは一気に頂点へと駆け上がることが出来るか!?

エントリーNo.209 キングコング!

 

西「こんにちわ、キングコングです!」

西&梶「イェイイェイ!」

西「どうも西野です。」

梶「梶原です!」

西&梶「よろしくお願いします。」

梶「しゃかりきがんばろー!しゃかりきがんばろー!」

西「頑張りましょう!」

梶「よろしくお願いします。ね〜。」

西「ほんとにねー。」

梶「ちょっと僕思うんすけどね」

西「はいはいはい。」

梶「これ、キングコングね」

西「はいはい。」

梶「もっと変わっていった方がいいと思いますよ。」

西「そらそうですよ。ほんまにね。」

梶「変わっていった方がいいですよね。」

西「どうしましょうか。」

梶「もっとね、可愛らしさを出していった方がいいと思いますね。」

西「これ大事ですよ、やっぱり。」

梶「やっぱカワイイと言ったらキョンキョンですね。」

西「あー、古かったな(笑)」

梶「キョンキョンです。」

西「キョンキョンね。」

梶「キョンキョンですよ。」

西「はい。キョンキョン。」

梶「キョキョン見習ってですね」

西「うん。」

梶「僕らが最初にやってる“イェイイェイ!”あるじゃないですか。」

西「イェイイェイ!てやっとるんですよ、これ。」

梶「これですね、キョンキョン見習って

  もう、いっそのことキョンキョンの曲にのしてやったらいいんですよ。」

西「どうすんねん、おまえ。」

梶「(学園天国)♪Are you readyー?!イェイイェーイ!!」

西「あ、そんなんな。」

梶「♪イェーイイェイイェイイェーイイェーイ〜」

西「気持ち悪いから(笑)」

梶「な゛〜ッ」

西「♪イェーイイェイイェイイェーイイェーイ〜」

梶「♪イェーイイェイイェイイェーイイェーイ〜」

西「♪イェーイイェイイェイイェーイイェーイ〜」

梶「♪イェーイ!」

西「♪イェーイ!」

梶「♪イェーイ!」

西「♪イェーイ!」

梶「・・・・。」西「イェイイェイイェイ!!!」

西「やれよ!!おまえよー!!やれよ!!」

梶「何やってんねん、おまえ。」

西「俺イェイイェイ!1人でやっとったやん!!」

梶「なんのアドリブやねん。イェイイェイ!て。」

西「いやいや(笑)そこまでセットでしょうが、大体!」

梶「いや、でもなんかええ感じでしょ?」

西「ええ感じやないがな、別に。」

梶「だからこれ、漫才もですね」

西「うん。」

梶「いっそのこと曲にのしてやったらいいんですよ。」

西「どうすんねん、おまえ。」

梶「♪ちょっと聞いてよ西野くん〜 な゛〜ッ」

西「♪これこれどうした梶原くん〜 ファ〜ッ」

梶「♪この前ズボンを履いてから〜」

西「♪はい!」

梶「♪パンツを履いたよ〜」

西&梶「♪逆やん〜」

西「やりにくい!やりにくい。」

梶「これカワイイがな!おまえ。」

西「ダサいしやりにくいし。」

梶「あー、そうですか(笑)」

西「大変です。ほんとに。」

梶「じゃあ普通にやりますわ。」

西「普通にお願いしますよ。お願いします。」

梶「ねー、よろしくおねがいしますー。はい。」

西「今日なんか、いうてもクリスマスですよ。」

梶「そうっすね。」

西「やっぱこんな日に1人身っちゅうのは淋しいね。」

梶「あー、淋しい。」

西「彼女が欲しい。」

梶「彼女作ったらええがな。」

西「いや、でもこんな仕事しよったらね」

梶「うん。」

西「きっかけがあるようでないでしょ?」

梶「簡単やん。きっかけなんて。」

西「どうすんねん、おまえ。」

梶「コンパ行ったらええねん。」

西「コンパー!?」

梶「うん。」

西「コンパなんか嫌やわ。」

梶「なんでやねん。」

西「うっとうしい事が多いがな。」

梶「俺ついて行ったるがな。」

西「もっとうっとうしいわ。」

梶「行ったる。」

西「なんでついてくんねん。」

梶「行ったるがな。」

西「足ひっぱるでしょ?」

梶「どういうことやねん。」

西「大体あんた、遅刻とかするでしょ?」

梶「あぁ。まぁ、その可能性は大やね。」

西「ほんで女のコを待たせるなんか考えられへんやん。」

梶「確かにな。」

西「ほな遅れたらちゃんと謝らなあかん。」

梶「俺ちゃんと謝るがな。」

西「時間に遅れてすみません。」

梶「髪型キモくてすみません!」

西「ええんですわ。」

梶「染めません!染めませーん!!」

西「そめませんやあらへん。ええんです。」

梶「え?なんでや。」

西「謝らんでええ、そんなもん。」

梶「言うがな、俺ちゃんと。」

西「言わへんでええねん。」

梶「でもこうやって、あれですよね。コンパで遅れたらね、女のコって絶対言うんですよ。」

西「なんて言うねん。」

梶「お゛ーそーい゛ー!」

西「キモチ悪いわ。」

梶「お゛ーそーい゛ー!」

西「どんな女や、これ。」

梶「時間にルーズな人むっちゃ嫌ー!」

西「いや、気持ち悪い。」

梶「(よけっ)ε=εヽ(@゚▽゚)ノ」

西「よけるな!!」

梶「嫌ー!」

西「嫌ーッやないよ。」

梶「嫌ー!」

西「俺も嫌ー!!や。」

梶「嫌ー!(肩をトントン。)」

西「なんやねん。」

梶「西野くん!」

西「あ?」

梶「友達紹介するわ。」

西「お願いします。」

梶「はじめましてこんにちわ゛ー」

西「気持ち悪い!」

梶「(よけっ)」

西「またよけたー!!」

梶「こんにちわー。」

西「戻ってこい。」

梶「な゛ーっ」

西「な゛ーッやないねん。どんな女や。」

梶「こんな女。」

西「そんなブサイクな女。」

梶「こんなバラエティな2人。」

西「まぁ、ええわ。そんな女のコ連れてな」

梶「おぅ。」

西「コンパ会場にカラオケよっこらせと行くわい。」

梶「こうよっこらせって行くのかいな!」

西「(笑)」

梶「コンパ会場に。え?」

西「普通にこうやってカラオケ行くわい!」

梶「普通にカラオケこうやって行くんか、おまえ。」

西「(笑)」

梶「普通にカラオケえへよっこらせって。」

西「笑うな!!」

梶「え?」

西「一生懸命やってんのによー!」

梶「おぅ。」

西「普通に行ったらええやん。」

梶「まぁええわ、それで。」

西「カラオケボックス着くでしょ?」

梶「着きました。」

西「着いたらまずトイレに行くんですよ。」

梶「なんでトイレに?」

西「身だしなみのチェックや、おまえ。」

梶「あー、鏡の前に立ってね。」

西「ネクタイ」

梶「締めて」

西「ジャケット」

梶「羽織って」

西「髪型」

梶「キモくてすみません!」

西「ええ言うてんの!」

梶「染めません!」

西「何回してんの!!」

梶「染めまそーん!!」

西「染めまそんやない!ええねん。」

梶「なんやねんな。」

西「やらへんやろ。」

梶「やらせーよ。それ。」

西「染めまそーんなんか。」

梶あ、そうなんや。じゃ、トイレで身だしなみのチェックするでしょ。」

西「チェックするでしょ。」

梶「おぅ。」

西「で、出るわいな。」

梶「出る。」

西「みんなのとこ戻ったらまずせなあかんのが自己紹介!」

梶「自己紹介ね。」

西「これがまた緊張するがな。」

梶「大丈夫やって。」

西「なんでやの?」

梶「俺がちゃんとついて行ってんねやから」

西「うん。」

梶「フォローしたるやないか。」

西「出来るんですか?」

梶「おぅ。行け行け!」

西「お願いしますよ。   西野亮廣 です。」

梶「カッコイイ!」

西「21才です。」

梶「今が旬!」

西「血液型はO型。星座はかに座。」

梶「君の心をはさみたい。」

西「ダサいー!!」

梶「カニだけに。」

西「ダサい!」

梶「カニだけに。」

西「待て、おまえ!」

梶「♪カーニーだけに〜」

西「ちゃうやん(笑)それやったら♪君だけに〜や。」

梶「はい!ツッコミうまい!♪カーニーだけ〜」

西「ちょっと待てー!必死でついて行ってるんですから。」

梶「上手いなぁ、おまえは。」

西「上手いな、やないねん。」

梶「ちゃうんかいな。」

西「なんでしょうか。」

梶「これでひとしきり自己紹介も盛りあがるでしょ。」

西「盛りあがらへんわいな。」

梶「そのあともっと盛りあがるんです。」

西「何するんですか?」

梶「ゲームするんですよ。」

西「ゲームもしょうもないでしょうが。」

梶「しょうもないことないって。」

西「何すんねん、おまえ。」

梶「懐かしいですけど、マジカルチェンジね。」

西「なんすか?」

梶「マジカルチェンジ。」

西「マジカルチェンジ。知ってはります?あの、♪チェーンジチェンジ」

梶「そうそう。」

西「♪マジカルチェンジ “おかん”という字を1文字変えて “みかん”。あいよっ!」

梶「♪“みかん”という字のイントネーション変えて」

西「え?」

梶「♪み〜かーん〜!」

西「あかん、そんなん!」

梶「♪み〜か〜ん!!」

西「あかん、そんなん。イントネーション変えたらあかんやろ。」

梶「なんであかんねん。」

西「なんや。♪み〜か〜ん〜てなんやそれ。」

梶「そんなん言うてへんがな。」

西「言うたやないか。」

梶「言うてへん。」

西「言うたやないか。」

梶「言うてへん。」

西「言うたやないか。」

梶「言うてへん。」

西「言うたやないか。」

梶「いやいや、どちらでもいいじゃないですか。」

西「おまえ誰や!」

梶「どちらでもいいじゃないですか。」

西「誰や、おまえ!ちょっと待ておかしい!」

西&梶「3人目誰やねん!!」

西「俺のセリフやそれ!」

梶「アイタタ。」

西「なんで言うてんの?おまえ。俺のセリフ!」

梶「おまえのセリフか。」

西「おまえのセリフじゃないよ。」

梶「緊張した。」

西「俺のセリフですけども。」

梶「ごめんなさいね。でも、ゲームゲームもこれで盛りあがるでしょ?」

西「盛りあがらへんわい。」

梶「その後もっと盛りあがりますよ。」

西「何すんのですか?」

梶「カラオケで歌唄うんです。」

西「カラオケもしょうもないがな。」

梶「なんでやねん。」

西「賞もない奴がアニメの歌とか歌いよるやろ?」

梶「あー、歌いよるな。」

西「あれうっとうしいで?」

梶「ちょっと聞いてくださいよ。」

西「なんですか?」

梶「僕思うんすけどね」

西「うん。」

梶「アニメの歌っておかしい歌多ないっすか?」

西「多いっすか?」

梶「アニメの歌ってね、大体おかしいんです。」

西「どれを言うてんのよ?」

梶「例えばね」

西「うん。」

梶「まんが日本昔ばなしのエンディングです。」

西「日本昔ばなしね。」

梶「あんなもん100%セクハラすすめてるぞ。」

西「セクハラはすすめてるか?(笑)」

梶「セクハラすすめてるで。」

西「どこゆうてんの?」

梶「♪くまの子見ていたかくれんぼ〜」

西「あ、そこね。これね(笑)」

梶「♪お尻を出した子1等賞〜」

西&梶「どんなルールやねん!」

梶「どんなルールやねん!」

西「ふざけるな。」

梶「ふざけるな。」

西「どんなルールや。」

梶「どんなルールや。」

西「そんなかくれんぼ見たことありますか?」

梶「そんなかくれんぼ見たことありますか?」

西「ちょっと待て、おい!」

西&梶「人の言うことマネするな!」

梶「アイタタ。」

西「俺のセリフや、言うねん!!何回言うてんの?」

梶「ゴメーン!」

西「ゴメーン!(笑)」

梶「ゴメーン!」

西「ごめんやない。」

梶「ミスった。」

西「さっきも注意したでしょ。」

梶「あ、ほんまですか。」

西「やらんでええ、そんなもん。」

梶「聞いてくださいよ。」

西「なんやねん。」

梶「僕思うんですけどね」

西「うん。」

梶「歌ってやっぱりおかしな歌が多いと思います。」

西「おかしいですか?」

梶「いや、他にもおかしな歌ってありますよ。」

西「なんすか?」

梶「僕が思うにね・・」

西「喋りにくない?!」

梶「しゃべりにくい!」

西「しゃべりにくいでしょ。」

梶「ものすごしゃべりにくい!!」

西「しゃべりにくいでしょ。」

梶「はい!」

西「戻ったらええがな。」

梶「戻して!」

西「戻ってこい。(パンッ)

梶「(戻る)」

西「なんやそれ。」

梶「ね?はい。」

西「これで戻るようなってんの?」

梶「(笑)楽しいでしょ。」

西「あ、おもしろいな (パンッパンッ パパパンッ)」

梶「楽しいでしょ。」

西「楽しい(笑) あら楽しい。」

梶「僕音に反応して動くんです。」

西「あぁ、そう。」

梶「はいはい。」

西「音に反応するんですか。」

梶「これで戻るんです。」

西「まぁ言うたら体がフラワーロックみたいな感じ。」

梶「あ、ちがいます。」

西「ちがいますよ。」

梶「それちがいますよ。」

西「人間です。」

梶「人間ですから。」

西「すいません。変なこと言いました。」

梶「でもおかしな歌っておおいでしょ?」

西「なんすか?」

梶「他にもおかしい歌ってありますよ。」

西「なんでしょう?」

梶「♪誰だ」

西「あぁ。」

梶「♪誰だ誰だ〜」

西「あのガッチャマンね。これね、みんな知ってる。」

梶「♪空の彼方に踊る影〜」

西「おかしいですか?この曲は。」

梶「♪白いつ〜ばさの〜ガッチャマ〜ぁ〜ぁああん〜♪動きがおかしい!!」

西「おまえが付けたんや!!もうええわ!」

西&梶「おおきに!」



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