『実力主義』 大学の同級生が組んだ知性派お笑いコンビ。 芸の追及に命をかけ、笑いの職人を目指す。 結成から8年。 関西お笑い界の数々の賞を総なめにしたタイトルコレクターは M-1をも制覇することができるのか!? エントリーNo.713 ますだおかだ! |
岡「はいどうもー!ますだおかだです。」 増「松竹芸能のますだおかだです。」 岡「うん、ややこしい。ややこしいこと言わんでええよ。シーッ。」 増「いやいや、不利不利ー!みたいなね。」 岡「不利不利やない。なにを言うとんねん。ややこしい。」 増「いやいや、まぁね〜。年末どこ行ってもあれですよね。うっとおしいよね。」 岡「まぁまぁ、人が多いからね。」 増「飯食いに行っても忘年会とかうるさいやんか。」 岡「一気飲みとかやかましい。パーリラ!パリラ!パーリラ!やかましい!あれはー。やかましい!あれはー。」 増「・・・・まぁやかましいですよね。」 岡「やかましい、ほんまに。」 増「ほんでね、あれ飲ますとき飲まして、吐くときなったらほったからしにしてるからね。」 岡「まぁまぁまぁ、周りは冷たいわ。」 増「飲むときにあんだけ掛け声かけるんやったら吐くときもちゃんと掛け声かけたれっちゅーねんね。」 岡「吐くときも?」 増「そらそうやん。誰かがウッてなったら・・・。なにがでるかな♪なにが出るかな♪」 岡「汚い汚い!」 増「チャララチャンチャン♪やきそば♪」 岡「言わんでええわ!ほんなもん。」 増「今日の当たり目!」 岡「やかましいわ、ほんなもん!なにを言うとんねん!一気飲みとかダメー!死んだりするからね。」 増「最近の若いやつら死ぬとか考えてへんからね。」 岡「無茶やわ。」 増「最近若いやつらの犯罪とか怖いでしょ?」 岡「あ、青少年犯罪言うやつや。」 増「そうそう。ある事件から青少年犯罪おかしなったんですよ。」 岡「なんや、ある事件て?」 増「あのナイキ狩りから。」 岡「あ、あったな。」 増「おい!ナイキの靴くれや。」 岡「あと、なんや親父狩りいうやつや。」 増「親父くれや。」 岡「ちがうわ。」 増「せこいのー、おまえ。」 岡「いらんいらんいらん!いらん。」 増「最近あるのがね、デリバリー狩り。」 岡「知ってます?なんや寿司とかピザの配達のやつが狙われる。」 増「そうそうそう。」 岡「デリバリー狩りよ、あれ。」 増「そういう犯罪がこれからどんどん増えるやろね。」 岡「たとえばどんなん?」 増「イチゴ狩り。」 岡「遠足やないか。」 増「おまえちょっとついてこいや。」 岡「一緒にいくんか遠足。」 増「ミルクかけてくれや。」 岡「仲ええがな、ちょっと。イチゴ狩りてあかんあかん。」 増「あと、寂しがりとか。」 岡「なんや、寂しがりて。」 増「家おってくれや。」 岡「寂しいだけやがな!」 増「寝るまで本読んでくれや。」 岡「いくつやねん!」 増「豆球つけといてくれや。」 岡「寝られへんのかい!暗かったら寝られへんタイプや。」 増「ビックスベポラップ塗ってくれや。」 岡「(笑)。風邪ひいてんのかい!」 増「スースーしたいのや。」 岡「知らんがなほんなもん!なんやねんその寂しがりて。」 増「あと寒がりとか。」 岡「寒いだけやろ?」 増「岡田どっかいけや。」 岡「誰がさむいんや!コラ!変なこと言うなほんなもん!わしゃツンドラ気候か。」 増「いらんことを言うな。おまえわ。」 岡「ネタをふくらましとんねん。これでばーっと。」 増「客はしぼんどんねん。」 岡「言わんでええねん!俺のことはほっとけ!あほー!」 増「最近はね、だからそういう犯罪がどんどん増えるやろね。」 岡「まぁまぁね、なんか最近の若いやつらようちょっとした自殺したりとか怖いよ。」 増「え?なに?自殺考えてんの?」 岡「考えてない。考えてない。」 増「おまえ自殺したらあかんて!芸能界パニックやで?ほんなもん。」 岡「なるか、パニックなんか。」 増「来るよ!ワイドショーのレポーターとかもいっぱい来よるよ!そんなん。」 岡「来るかい!そんなもん。」 増「来るよ!」 岡「来ーへん来ーへん、んなもん。」 増「私は今」 岡「あら、来たよ?」 増「岡田圭右さんの葬儀が営まれております、アルタ前に来ております。」 岡「いや、どこでしとんねん!道端や邪魔邪魔!」 増「岡田の葬式ウキウキウォッチング♪」 岡「ウキウキしたらあかん。ウキウキウォッチングしたらあかん。」 増「“岡田さん死にましたねー?”“そうですねー!”」 岡「盛り上がってるちょっと!明るい明るい!ほんなもん。」 増「しめやかに営まれております。」 岡「どこがしめやかやねん。」 増「岡田圭右さん、本名平原哲夫。」 岡「いや、それカルーセル麻紀さんの本名。俺は本名や。それカルーセル麻紀の本名。言うたらあかん。」 増「葬儀が行われております。参列者のみなさんも先ほどからぞくぞくとこられております。 美空ひばりさんの3万人。X JAPANのhideさんの5万人をはるかにしのぐ、3人。」 岡「少ない!」 増「まだ両親もこられておりません。」 岡「えっ!はよこい!秀雄!鈴子!はよこい!」 増「えぇ、岡田さんのお母さん。岡田鈴子さん。旧姓を鈴木鈴子と申します。」 岡「言わんでええねん!マジや!シーッや!」 増「鈴木なのに鈴子っていうんです。」 岡「(笑)。気にしとんねん、言うな。」 増「そのリンリンもまだ来ておりません。」 岡「リンリンてそんなもん。ええ年とったおばはんや。」 増「しかし悲しいことにファンによる後追い自殺があとを絶ちません。」 岡「するやつおるか、ほんなもん。」 増「岡田さんのファン。いわゆるオカラーのみなさんが」 岡「オカラーって豆腐のかすみたい。オカラーって嫌や。」 増「岡田さんとおなじ死に方をしようと、マンションの4階から7階への飛び上がり自殺。」 岡「どんな死に・・・。4階ビューン!・・・結局落ちてるやん、それ!」 増「彼はいったいなにを考えていたのでしょうか?」 岡「俺がききたい。」 増「最後の最後まで空回りでした。」 岡「誰が空回りや!こら!言わんでええねん」 増「そして岡田圭右さんが出演されておりましたCMにつきましては、打ち切りが決定しております。」 岡「CM出てへんよ?」 増「え〜まず、TBC。」 岡「出てないそんなん。おしゃれなん。」 増「TB、高井戸バッティングセンター。」 岡「なんやねんそれ!なんやねんその略しかた。」 増「そしてUCC。」 岡「出てへん言うてんの。」 増「宇都宮キャッチングセンター。」 岡「わけわからん!こっちゃ投げこっちゃなげ。商売繁盛せーへんぞ、これ。」 増「え〜、そして本日は知ってるつもりのほうでも岡田圭右さんの生涯を放送する予定でございます。」 岡「これちょっと嬉しい。」 増「え、緊急特番としまして、放送時間を変更しまして夜の9時から9時7分まで。」 岡「短い!人生ペラペラ俺。」 増「なお、ナイター中継が延びた場合は中止とさせていただきます。」 岡「ちょっとまて!おい、コラ!人の・・・。」 増「ご了承ください。あっ!今!」 岡「なんや?」 増「岡田さんの遺体を乗せました自転車が出てまいりました!」 岡「自転車やあれへんわー!棺おけグラグラなってるやん!」 増「自転車が出てきました!」 岡「車!霊柩車や。ほんでお別れのクラクション。ファーッ。」 増「チリンチリン!」 岡「しょぼいわー!!もうええわ。」 |