めにゅーにもどる

01/11/3放送 爆笑 オンエアバトルより

ランディーズ

 

高井「あのねー」

中川「はいはい。」

高「僕1人暮ししてるんですけどね―。」

中「おぅおぅ。」

高「こないだ実家帰って思ったんがね」

中「うん。」

高「家族って、あったかいなぁ〜と思ってね。」

中「あ〜!ええ顔するなぁ〜(^−^)」

高「はい。」

中「まぁ、あったかさ、あったかさなー。」

高「うん。」

中「あったかさを例えるなら、満員電車でサラリーマンに囲まれてる時のやつ。」

高「いやいや(笑) 嫌なあったかさやな、それ。」

中「なぁ。」

高「ちがうよ、ちがう。」

中「じゃあ、小籠包の中味ぐらいやな!」

高「ちがっ・・わかりにくいやん!おまえ。」

中「ジュルジュルッジュル・・」

高「そうなるけどよ!肉汁いっぱい出るけど。わかりにくい!ちがう。」

中「なにがやねん。」

高「あったかさわからへんのかい。」

中「わかるよ。僕なんかあの実家から通てるからそんなん1番わかんねん。」

高「あー、そうかな。」

中「そう。」

高「うん。」

中「今でもな、お母さんがな」

高「うん。」

中「“もう、高志ったら、こんなとこで寝て、ほんとに・・。起きろー!!!こんなとこで寝たら死ぬぞー!!!」

高「どういう状況やねん!」

中「“あ、ヘリだぁっ・・・”」

高「ヘリだー、やあらへんがな!家の中で遭難してんのかいな。」

中「そうなんです!」

高「さぶっ!・・なにをやらしてんねん、あほ!!0120・・とかそんなんええねん、あほ!」

中「ちがう?」

高「ちがうわ、おまえ。」

中「でもまぁな、実家のええとこ言うたらな」

高「うん。」

中「あのー、自分が電子レンジ使うときに」

高「うん。」

中「家族の誰かが“チン!”って言うてくれるとこ。」

高「いやいや、電子レンジが勝手に“チン!”っていうやん。」

中「おまえ1人暮しやから自分で“チン!”って言うやろ?」

高「“チン!”なんか言うたことないよ。」

中「うち、親父が8割 “チン!”って言うで?」

高「そうなん?」

中「そうなんです!」

高「さぶっ!・・ってもうええ、言うてんねん!0120はええねん!」

中「大丈夫?」

高「何回やらすねん!大丈夫か?やあらへんがな!」

中「(笑)」

高「ちゃう。家族ってもめたりするじゃないですか。」

中「まぁ。」

高「ようケンカするでしょ?」

中「たしかにね。」

高「僕ら男やからええけど」

中「おぅ。」

高「女の子やったら門限とか決められてて。」

中「あ。」

高「親とケンカしたりするじゃないですか。」

中「あれいややなぁ。」

高「うん。」

中「お父ちゃんがね、“おい!今何時だと思ってんだ!!”」

高「あー、こういうのな。」

中「“2時だと思ってんだよ!!”」

高「声変えろや!!」

中「“そうか、丑みつ時だな!”」

高「なに言うてんねん。」

中「“もう、お父さんたらっ!” “ハハハハハッ!!(笑)”」

高「もめろよ!!」

中「?」

高「もめてくれよ!!ハハハやあらへんがな。」

中「ケンカ好っきゃのう。」

高「ちがうねん。家族がもめるっていう話でしょ?」

中「あ、“もめる”な。」

高「そうそうそう。」

中「あ、あれもめんで。」

高「なに?」

中「お父ちゃんが、“おい!ナイター見るからおまえ上行って見ろ。”」

高「あー、テレビやな。」

中「“いやや、僕大きい画面でゲームしたい!”」

高「あー、弟が言うねんな。」

中「“なに言うてんのよ。下でドラマ見んねんで。”」

高「あー、お姉ちゃんや。」

中「でもそこにお母さんが来て一言いいよんねん。」

高「あー、さすがお母さんやな。その場をおさめよんねんや。」

中「“今から殺し合いをしてもらいます”」

高「言うかー!!あほ!待てや・・(笑)

  たかが、チャンネルの奪い合いで今から言うかー!そんなもん。なんでバトルロワイヤルやねん。」

中「(はむかう)」

高「なんではむかってん、今!!ちょっとはむかうのやめろよ、俺に。」

中「おまえうちの家族、馬鹿にするからや。」

高「おまえのおかん、“今から・・”言うんか!!」

中「たまにや。」

高「たまにしか言わへんのかい。」

中「(笑)」

高「どないやねん、あほ。でも家族ってあったかいかもしれへんけど、僕1人暮らししててね」

中「おう。」

高「悩みがあるんすよ。」

中「なんやねん。」

高「彼女でもないのにお母さんが1日何回かかってくんねん、っちゅうぐらい電話掛けてくんねん。心配して。」

中「あれ嫌やな。」

高「あれ、嫌やねんな。」

中「♪プルルップルルルッ」

高「ガチャッ。もしもしー。」

中「もしもしー?」

高「はいはい。」

中「お母ちゃんやけど、誰かわかるかー?」

高「おかんって言ったやん今。言ったとこやん!」

中「あんた1人暮しで大丈夫なんか?」

高「うん。大丈夫やで。」

中「朝起きてるか?」

高「うん。」

中「ご飯食べてんのか?」

高「食べてる。」

中「夜寝れてるか?」

高「寝れてる。」

中「本読んだろか?」

高「どこまで心配すんねん!俺いくつや思てんねん!」

中「犬で言うたら8才や。」

高「犬で言うからや!人間で言うたら26才や。おまえはさっきから何言うとんねん。」

中「あんたー!」

高「はい。」

中「お母ちゃんに“おまえ”て、なんてこと言うてんの!!あんたのおかんはおかんやけど、

  おかんのおかんもおかんで、おとんのおかんもおかんのおかんでしょー!」

高「何が言いたいねん!」

中「え〜?!」

高「え〜?やあらへん。落ち着けや!おまえ。」

中「あ、ちょっとあのー、隣にお父ちゃんおるから代わるわ。」

高「はい。」

中「♪テテテンテテンテンテンテンテテーンテテテンテンテテンテーン♪」

高「横におんのちゃうんかい!家そんな広ないやろ!」

中「ガチャッ。もしもしー。」

高「もしもしー。」

中「お父ちゃんやけど、誰かわかるかー?」

高「おかんと同じこと言うな!!似たもの夫婦かおまえら!」

中「お父ちゃんいつも何も言わんけど」

高「おぅ。」

中「今日は一言言うとく。」

高「なんやの。」

中「おまえの笑顔は目が笑ってない。」

高「気にしとんねん!だいぶ気にしとんねん!!」

中「お母ちゃんに代わるな〜。」

高「そんだけかいー!おとん!」

中「ガチャッ。」

高「おとんー!!」

中「♪テレテテンテンテレテテッテー♪」

高「保留音変わってるやん!!浪漫飛行なってるやん、let it beから。」

中「ガチャッ。もしもーし。」

高「おかん!?」

中「うん。」

高「保留音変わったんなんで?」

中「実家帰ってきたら教えたるわ。」

高「詐欺やないかい、おまえ。なぁ。」

中「あのさ」

高「なんやの。」

中「あんたのために私仕送りしたるわ。」

高「あ、ありがとう。」

中「確かあんた今シベリアやんな。」

高「違うわ!!おかん中で俺何してんねん!」

中「シベリアで、鉄道マニア?」

高「そんなんしてへん!!大阪で漫才師や。」

中「あー、ごめん!」

高「うん?」

中「最近な、年取りすぎてな、頭光ファイバーなっとんねん。」

高「・・・おかん。」

中「うん?」

高「それアルツハイマーの間違いちゃうか?」

中「うん?」

高「頭が光ファイバーてなんやねん、それ!!」

中「それとさー、」

高「おう。」

中「あんたとこのあの、電話番号教えてくれる?」

高「どうやってかけてきてん!!だいぶ長いこと喋ったでー!」

中「適当や。」

高「適当に押してかかったん?!すごいな。」

中「でしょー?」

高「でしょ?ってなんや。おまえの中で流行っとんのか、それ。」

中「それよりさ。」

高「おう。」

中「あんたの応援してるんはお母ちゃんやからな。」

高「ありがとう。」

中「がんばんねんで!」

高「はい。」

中「ほいじゃあな。はーい。」

高「はーい。バイバーイ。」

中「あぁーっ!!!!」

高「なんやねん!話終わった思うがな。」

中「最後に言うん忘れてたけどな。」

高「なんやの。」

中「来週からお父ちゃんの転勤でみんなで、あんたんとこ引っ越すことになったから。」

高「もうええわ。」



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