めにゅーにもどる

02/3/9放送 NHK 爆笑オンエアバトルより

スピードワゴン

井←井戸田 潤  小←小沢 一敬

 

井戸田「突然なんすけどねー、僕彼女が欲しいなと思ってね。」

小「はい。」

井「なかなかいい出会いもないしねー。彼女とかどうやったら出来るんすかねー?」

小「彼女欲しいって言いますけどね」

井「はい。」

小「具体的にタイプはどんなタイプが」

井「ま、タイプ挙げたらキリないっすよ。細かく言えば。」

小「じゃあねー、」

井「うん。」

小「僕は今日二択で聞くんで答えてください。」

井「はい、わかりましたよ。」

小「付き合うならどっち?」

井「はいはい。」

小「ブスだけど性格のいい子か」

井「うん。」

小「う○こ味のカレー。」

井「比べるもんちがうだろ、おまえ!ブスとカレー比べてもわけわかんないからね。普通はね・・」

小「はいはい。」

井「ブスだけど・・・」

小「OK、OK。」

井「はい。」

小「付き合うならどっち?」

井「はい。」

小「ブスだけど性格のいい子か」

井「うん。」

小「カワイイけど、緑色。」

井「緑色!?・・・・緑色?・・・・・ピッコロ?」

小「・・・・・・だとしたら?」

井「お断りだよ!!究極の選択みたいな聞き方なんか古いよ。懐かしいちょっと。」

小「いいとこ気がつきました。」

井「は?」

小「僕ね、今懐かしい遊びに凝ってるんです。」

井「例えばどういうのよ?」

小「10回クイズとか。」

井「あ、なつかしいねー。」

小「やってみますか?」

井「いいっすよ。」

小「じゃあね、ピザって10回言ってくれますか?」

井「はいOK。」

小「どうぞ。」

井「はい。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!」

小「2.6秒!」

井「速度かよ!!やり方違うだろ、おまえ!なんだよ。」

小「じゃ、マジカルバナナとかね。」

井「懐かしいけど・・。」

小「やってみますか?」

井「いいっすよ。」

小「♪マジカル」

井&小「バナナ♪」

小「バナナと言ってよ、何度でも♪」

井「バナナ、バナナ・・やり方違うだろ!!懐かしくもねーよ、全然!俺の彼女の話どこいったの!?」

小「あ、そんな話してました?」

井「してたよ、ずっと。頼むよ、ほんとに。」

小「なんで彼女欲しいんですか?」

井「いや実はね、ま、実家が名古屋なんですけど。その時は彼女いたんですよ。

  でも東京出て来るときに別れちゃったんすよ。はい。」

小「話、ってなに?」

井「実は俺、東京行こうと思ってんだー。」

小「え?」

井「東京行ってお笑い芸人になる。」

小「ちょっと待って。恋人のあたし名古屋においてくって意味わかんないよ!

  あなたさ、東京と名古屋がどれだけ遠いかあなたわかってんの?新幹線で2時間、車で6時間。

  そんなに遠い距離なのよ?そんなに遠い距離をね、昔の人は歩いて行ったんだからスゴイ!」

井「なんの話?!それ大名行列だぞ、おまえ。」

小「あなたに東京は似合わないよ!あなたに似合うのは、SUGAMO、巣鴨!」

井「東京だよね?!あそこも東京だけど?」

小「変わったよ。」

井「あぁ?」

小「昔の潤くんと今の潤くん比べたらね、月とスッポン!ケイコとマナブ!」

井「雑誌だよね?!お習い事の雑誌だぞ!」

小「いいよ、別れてあげる。」

井「は?」

小「男なんて星の数ほどいるんだもんね。

  星の数ほど男はいるし、出会いの数だけ別れがあるし、年の数だけ豆を食え!」

井「節分だろ!!」

小「豆を食え!」

井「もういいよ、俺の話は。じゃあ小沢さんの恋の話ねーの?じゃあ。」

小「恋の話っていうかねー」

井「うん。」

小「僕今年はプロポーズをしようと思ってます。」

井「プロポーズ??」

小「はい。」

井「大丈夫?」

小「はい。」

井「できんの?」

小「プロポーズしようと思ってんですけどねー」

井「うん。」

小「なんて言っていいかわかんないんですよね。」

井「あー、大丈夫です。プロポーズだったらね、あの定番のセリフいくつかあるじゃないですか。」

小「はい。」

井「例えばね、“俺のために毎朝みそ汁作ってくれないか”とかね。」

小「あぁ。」

井「“俺のパンツ洗ってくれないか”とかね。まぁ他にもいくつかありますよ。」

小「おい!こっちこっち!」

井「いきなりドラマにフェードイン?」

小「ごめんね、こんなとこ呼び出して。」

井「こんなとこってどこ呼び出したの?」

小「それにしても・・・・混むね。」

井「満員電車〜っ?!穏やかじゃねぇなぁ、おい。」

小「俺のために」

井「ばっちり決めてよー。」

小「毎朝みそ汁のついたパンツ洗ってくれないか?」

井「混ざっちゃったよ!!小沢さん混ざっちゃった。」

小「正確にはミソ状のものがついてるんだけど・・」

井「いや、汚いなぁ、もう!!おかしい!セリフも場所もおかしい!満員電車有り得ないでしょ。」

小「じゃあどうしたらいいですか?」

井「セリフ変えましょうよ、じゃあ。え〜、“おまえの残りの人生を俺にくれないか”とかね。」

小「あぁ。」

井「これカッコイイでしょ?ロマンティックに場所は海で。」

小「あぁ。」

井「うみで行きましょう!」

小「 ( ^ー゚)b 」

井「大丈夫か?おい。ほんとに。」

小「プハーッ!・・・」

井「・・・立ち泳ぎ?完全に沖だよね?!沖のほうだな、おい!」

小「おまえの残りのみそ汁俺にくれないか?」

井「またみそ汁か!!やい!」

小「痛いよ、痛い。」

井「沖はおかしいし、みそ汁はおかわり!向いてない。全然向いてないよ、おまえ。」

小「会って言うと緊張して上手く言えないんですよ。」

井「いや、普通会って言うでしょ、そういうのは。」

小「やっぱ電話でなら上手く言えると思うんです。」

井「電話?」

小「顔見ないでいいから。」

井「軽いな。電話はまずくねーか?」

小「ま、電話でならビシッと言えると思う。」

井「言えるの?じゃ、電話でいいよ、電話で。」

小「じゃ、自宅にかけます。」

井「お願いしますよ。」

小「・・・・・。出た。」

井「そりゃ出るでしょ(笑) そりゃ出るよ。」

小「なんて言うの?」

井「“結婚してくれ!” ビシッと。」

小「俺と・・・結婚してくれ!・・・(照)」

井「・・・・なんだって?」

小「今、代わるって。」

井「お父さんかよ!!いい加減にしろ。」



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