井戸田「突然なんすけどねー、僕彼女が欲しいなと思ってね。」 小「はい。」 井「なかなかいい出会いもないしねー。彼女とかどうやったら出来るんすかねー?」 小「彼女欲しいって言いますけどね」 井「はい。」 小「具体的にタイプはどんなタイプが」 井「ま、タイプ挙げたらキリないっすよ。細かく言えば。」 小「じゃあねー、」 井「うん。」 小「僕は今日二択で聞くんで答えてください。」 井「はい、わかりましたよ。」 小「付き合うならどっち?」 井「はいはい。」 小「ブスだけど性格のいい子か」 井「うん。」 小「う○こ味のカレー。」 井「比べるもんちがうだろ、おまえ!ブスとカレー比べてもわけわかんないからね。普通はね・・」 小「はいはい。」 井「ブスだけど・・・」 小「OK、OK。」 井「はい。」 小「付き合うならどっち?」 井「はい。」 小「ブスだけど性格のいい子か」 井「うん。」 小「カワイイけど、緑色。」 井「緑色!?・・・・緑色?・・・・・ピッコロ?」 小「・・・・・・だとしたら?」 井「お断りだよ!!究極の選択みたいな聞き方なんか古いよ。懐かしいちょっと。」 小「いいとこ気がつきました。」 井「は?」 小「僕ね、今懐かしい遊びに凝ってるんです。」 井「例えばどういうのよ?」 小「10回クイズとか。」 井「あ、なつかしいねー。」 小「やってみますか?」 井「いいっすよ。」 小「じゃあね、ピザって10回言ってくれますか?」 井「はいOK。」 小「どうぞ。」 井「はい。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!」 小「2.6秒!」 井「速度かよ!!やり方違うだろ、おまえ!なんだよ。」 小「じゃ、マジカルバナナとかね。」 井「懐かしいけど・・。」 小「やってみますか?」 井「いいっすよ。」 小「♪マジカル」 井&小「バナナ♪」 小「バナナと言ってよ、何度でも♪」 井「バナナ、バナナ・・やり方違うだろ!!懐かしくもねーよ、全然!俺の彼女の話どこいったの!?」 小「あ、そんな話してました?」 井「してたよ、ずっと。頼むよ、ほんとに。」 小「なんで彼女欲しいんですか?」 井「いや実はね、ま、実家が名古屋なんですけど。その時は彼女いたんですよ。 でも東京出て来るときに別れちゃったんすよ。はい。」 小「話、ってなに?」 井「実は俺、東京行こうと思ってんだー。」 小「え?」 井「東京行ってお笑い芸人になる。」 小「ちょっと待って。恋人のあたし名古屋においてくって意味わかんないよ! あなたさ、東京と名古屋がどれだけ遠いかあなたわかってんの?新幹線で2時間、車で6時間。 そんなに遠い距離なのよ?そんなに遠い距離をね、昔の人は歩いて行ったんだからスゴイ!」 井「なんの話?!それ大名行列だぞ、おまえ。」 小「あなたに東京は似合わないよ!あなたに似合うのは、SUGAMO、巣鴨!」 井「東京だよね?!あそこも東京だけど?」 小「変わったよ。」 井「あぁ?」 小「昔の潤くんと今の潤くん比べたらね、月とスッポン!ケイコとマナブ!」 井「雑誌だよね?!お習い事の雑誌だぞ!」 小「いいよ、別れてあげる。」 井「は?」 小「男なんて星の数ほどいるんだもんね。 星の数ほど男はいるし、出会いの数だけ別れがあるし、年の数だけ豆を食え!」 井「節分だろ!!」 小「豆を食え!」 井「もういいよ、俺の話は。じゃあ小沢さんの恋の話ねーの?じゃあ。」 小「恋の話っていうかねー」 井「うん。」 小「僕今年はプロポーズをしようと思ってます。」 井「プロポーズ??」 小「はい。」 井「大丈夫?」 小「はい。」 井「できんの?」 小「プロポーズしようと思ってんですけどねー」 井「うん。」 小「なんて言っていいかわかんないんですよね。」 井「あー、大丈夫です。プロポーズだったらね、あの定番のセリフいくつかあるじゃないですか。」 小「はい。」 井「例えばね、“俺のために毎朝みそ汁作ってくれないか”とかね。」 小「あぁ。」 井「“俺のパンツ洗ってくれないか”とかね。まぁ他にもいくつかありますよ。」 小「おい!こっちこっち!」 井「いきなりドラマにフェードイン?」 小「ごめんね、こんなとこ呼び出して。」 井「こんなとこってどこ呼び出したの?」 小「それにしても・・・・混むね。」 井「満員電車〜っ?!穏やかじゃねぇなぁ、おい。」 小「俺のために」 井「ばっちり決めてよー。」 小「毎朝みそ汁のついたパンツ洗ってくれないか?」 井「混ざっちゃったよ!!小沢さん混ざっちゃった。」 小「正確にはミソ状のものがついてるんだけど・・」 井「いや、汚いなぁ、もう!!おかしい!セリフも場所もおかしい!満員電車有り得ないでしょ。」 小「じゃあどうしたらいいですか?」 井「セリフ変えましょうよ、じゃあ。え〜、“おまえの残りの人生を俺にくれないか”とかね。」 小「あぁ。」 井「これカッコイイでしょ?ロマンティックに場所は海で。」 小「あぁ。」 井「うみで行きましょう!」 小「 ( ^ー゚)b 」 井「大丈夫か?おい。ほんとに。」 小「プハーッ!・・・」 井「・・・立ち泳ぎ?完全に沖だよね?!沖のほうだな、おい!」 小「おまえの残りのみそ汁俺にくれないか?」 井「またみそ汁か!!やい!」 小「痛いよ、痛い。」 井「沖はおかしいし、みそ汁はおかわり!向いてない。全然向いてないよ、おまえ。」 小「会って言うと緊張して上手く言えないんですよ。」 井「いや、普通会って言うでしょ、そういうのは。」 小「やっぱ電話でなら上手く言えると思うんです。」 井「電話?」 小「顔見ないでいいから。」 井「軽いな。電話はまずくねーか?」 小「ま、電話でならビシッと言えると思う。」 井「言えるの?じゃ、電話でいいよ、電話で。」 小「じゃ、自宅にかけます。」 井「お願いしますよ。」 小「・・・・・。出た。」 井「そりゃ出るでしょ(笑) そりゃ出るよ。」 小「なんて言うの?」 井「“結婚してくれ!” ビシッと。」 小「俺と・・・結婚してくれ!・・・(照)」 井「・・・・なんだって?」 小「今、代わるって。」 井「お父さんかよ!!いい加減にしろ。」 |