菅「どうもー。ロザンですー。よろしくおねがいしますー。」 宇「すごいねー。」 菅「はい、もう〜、嬉しいです〜。」 宇「えぇ。」 菅「ね〜。今日は衣装着さしてもらったんですけども。」 宇「あぁ、はい。ね。」 菅「足が短すぎた!」 宇「折すぎた!」 菅「足が短すぎたぁーっ!」 宇「折りすぎたよ、これ!」 菅「やってもうた!迷惑かけたぁーっ!」 宇「(笑)」 菅「まぁ僕らこうやって漫才してますけども」 宇「はいはい。」 菅「えー、僕ら2人とも大学行ってまして。」 宇「あ、そうですね。」 菅「僕があのー、大阪府立大学。」 宇「ええ、そうですよ。」 菅「それで京都大学なんですけども。」 宇「行ってましてね。」 菅「ま、みなさんご存知の通り僕が7年目。こっち9年目でしてね。」 宇「9年目ですね。」 菅「ひどい話ですよ。」 客「えぇーっ!」 宇「ひどい話。“えーっ!”て・・。」 菅「ひどいやろー?9年やで!?」 宇「いやいや・・・」 菅「おまえこれ(ズボン)よりはずかしいやろ。」 宇「こっちの方がはずかしいやろ、おまえ。」 菅「9年なんてもんわ、おまえ。」 宇「いや、入ったはええけど出られへんよ大学。」 菅「出られへん、出られへん。」 宇「迷路よ、大学は。気ぃつけてくださいね!」 菅「迷路迷路!」 宇「いや、でも恥ずかしいとか言うけど」 菅「うん。」 宇「いや、でもよう考えたらね」 菅「うん。」 宇「僕法学部なんで9年通ってたら」 菅「ほぅ。」 宇「ま、例えばみんな知らんような今の犯罪のこととか結構勉強したり。」 菅「あ、そうなんや!」 宇「いや、例えばね」 菅「うん。」 宇「ほなみんなコンパ行くとしよう。」 菅「コンパ行った。」 宇「ほんで、こっちがなんかして相手が死んでしまった。」 菅「ほぅほぅほぅ。」 宇「これ罪になんねんけど」 菅「ほぅ。」 宇「なにをしたらええと思う?」 菅「・・・なんでそんなすぐおまえクイズ形式にすんの?」 宇「いやいやいや(笑)」 菅「なぁ?普通に答えバッて言うたらええやん。」 宇「そんな言い方せんでも・・」 菅「なんか賢い奴すぐクイズ形式にせぇへん?なんか。 んでこっちがこっちで正解言うたらさ、別に“正解ー!”言うたらええやん。」 宇「うん。」 菅「言えへんねん。“ですがぁー”とか言いよる。」 宇「いやいや、言えへんがな。」 菅「めっちゃ腹立つ!ですがぁー、とか言いよんねん。」 宇「言えへんがな、別に。」 菅「きっしょいわーおまえ。」 宇「(ズボン折すぎの)おまえのがきしょいわ。」 菅「はよ言えやぁーおめ、答えいいたいんやろぉー。はよ言えやぁー。」 宇「待て待て(笑)」 菅「答え言いたいんでしょぉー。」 宇「違うがな。」 菅「え?」 宇「これはね。いっきさせて相手が死んでしまったらこっちの罪になんねん。」 菅「・・・なんでやねん、そんなん。」 宇「そういう法律やねん。傷害致死罪っていう罪になる。」 菅「おかしいやんけ!盛り上げよう思てやってんのにやなぁ。」 宇「いや、そらまぁ、そうかもしれんけど、そういう法律やねん。」 菅「あ、そうなんや。」 宇「ほかにもね。周りでイッキ!イッキ!って言うでしょ?」 菅「うん」 宇「ほんならこれも傷害現場助成罪っていう罪になんねんで。」 客「へぇ〜っ。」 菅「なんやねん。」 宇「ほんまに。」 菅「ちょー、待ってくれ。みんな傷害なんとかなんとか罪わかったんか?なんやねん。」 宇「わかったから、へぇ〜って言うてる。」 菅「なんでそんな難しいこと言うねん。」 宇「なにがやねん。」 菅「難しいことが嫌やからこの世界はいったのにやな。」 宇「いや、知らんがな。」 菅「おかしいやん!そんなん!おまえ。」 宇「おかしい言うてもそういう罪や。」 菅「なんでやねん!!1人がイッキ!イッキ!言うてんのに周りがシーンとしてた方が罪重いやろ “えぇーっ!えぇーっ!めっちゃ人気ないやん俺!!”ってなるやん。」 宇「いやいや(笑)」 菅「なぁ!?」 宇「それは罪じゃないねん。」 菅「おかしいやんそんなもん!」 宇「おかしないねん。」 菅「あ、そうなんや。」 宇「ま、例えばさ、」 菅「うん。」 宇「殴ってケガさしたら傷害罪って言う罪やん。」 菅「あぁ、あぁ、あぁ。」 宇「でもほかにも傷害罪になることがあんねん。これなんやと思う?」 菅「だからすぐ言えって。」 宇「(笑)」 菅「興味ないって、おまえの話は。」 宇「(笑)おまえの話興味ない言うな。」 菅「なんやねん。」 宇「盛り上がるかな、思てクイズにしたんや。 いや、まぁこれは風邪うつしたりとか病気をうつしても、これ傷害罪になんねん。」 菅&客「へぇ〜。」 宇「これ知らんかったでしょ?」 菅「知らん知らん知らん。」 宇「こういうルールをみんなが知らんから・・」 菅「ほんならほんなら、ほんなら」 宇「なんやなんや。」 菅「恋の病はどうなんねん。」 宇「恋の病はどうなんのってなんや。」 菅「恋の病は病気やんけ。恋の病って病気って書くやんけ。」 宇「いや、そら病とはかくけど」 菅「うん。」 宇「別に恋の病うつされてもなんも迷惑かけへんやんか。」 菅「なんでやねん!!そんなん。めっちゃ好きな奴ができてやなぁ。」 宇「おぅ。」 菅「恋したら飯ものどを通れへんって言うやんか。」 宇「言うよ。」 菅「ほんならほんまに飯ものどを通らへんようになってさ、餓死したらどうなんねん。」 宇「ありえへん。」 菅「あるやないか、ほんなもん。」 宇「そんなんで餓死することありえへんがな。」 菅「おまえがそれぐらいの恋したことないだけちゃうんか!!ブッサイクな顔しやがってあほー!」 宇「誰がブサイクじゃ。」 菅「賢い奴な、絶対犯罪犯すで、でも。」 宇「なにがやねん。」 菅「賢い奴が絶対犯罪犯すねん。」 宇「ま、確かにどっちかって言うたら賢い奴のほうが多いかもしれへんよ。」 菅「しれへんやろ?」 宇「ま、知的犯罪である・・」 菅「・・・・」 宇「いやいや!待て!(笑)ちょっと待て、おまえ。別に俺犯罪犯せへんがな。」 菅「別におまえ賢い言うてへんがな。」 宇「どないやねん!」 菅「“僕の話ですかぁ?僕賢いでしょー?”みたいな。誰が賢いねん!ほんなもん!」 宇「そんな言い方してへんやないか!」 菅「自意識過剰やねん!おまえ。ぼけー。」 宇「そういう目で見てたやん!」 菅「賢い奴、でもおかしいねん!絶対に!」 宇「いや、確かにおかしい奴多いよ。」 菅「賢い奴あほやねん!なんか気持ち悪い!おまえもそんな奴や、絶対に。」 宇「なにがやねん(笑)」 菅「こいつもきしょいねん!全部なんか・・」 宇「なにがきしょいねん。」 菅「喜怒哀楽がない!」 宇「あぁ、確かにそういうの苦手や。」 菅「ロボット!!」 宇「いやいや(笑)」 菅「きっしょいわぁー。」 宇「ロボットやない。」 菅「普通僕やったら漫才でね、まぁまぁウケたりして喜ぶでしょ。“よっしゃ!”」 宇「おぅおぅ。」 菅「全然そんなことない。“ま、そんな日もあるわなぁ。”みたいな。」 宇「いやいや・・あるけど!」 菅「きっしょいわぁー。」 宇「そういうのなんか表現するの下手やねん。」 菅「ちょっとほんなら喜んでみろや、おまえ。」 宇「よっしゃうけたー。」 菅「・・そんなウケへんがな。」 宇「失礼やな!おまえやれ言うた。」 菅「怒る時もせやん。怒る時もなんか」 宇「なにがやねん。」 菅「きっしょいねん。俺自分で噛んでしまったら自分で怒るねん。“あーっ!”てなる。全然怒らへんねん。」 宇「まぁなんかね。」 菅「まぁ、そんな日もあるわな。みたいな感じで。」 宇「いやいや、そうやけど。」 菅「やってみろや!ほんならおまえ。」 宇「俺なにやってんねん!」 菅「・・ほんま何やってんねん。」 宇「おまえがやれ言うたんやろ。」 菅「悲しむ時。漫才すべったら悲しむでしょ?全然悲しまへんねん。ちょっと悲しんでみろ!おまえ。」 宇「俺なんですべったんやろ・・」 菅「・・いつもすべっとるがな。」 宇「失礼やな!」 菅「ずっとこんな・・。」 宇「すべってへんやないか!」 菅「ずっと、ずっとこんな感じ。」 宇「すべってへんやないか!」 菅「はーい!ですが、ですが!」 宇「ですが、言うてへん!」 菅「ずーっと。おまえ全然楽しめへんしな。」 宇「なにがや!」 菅「漫才僕やってるだけで楽しい。全然楽しめへん。」 宇「いや。楽しんでるよ!」 菅「楽しんでやってへんやんけ!!!」 宇「いや、楽しんでる。」 菅「なんでや!バッて言うやんけ。」 宇「なにをやねん。」 菅「もうええわって。」 宇「それつっこみやないか!もうええわ。どうもありがとうございました。」 |